ハンディ克服の記事2017.08.07
ハンディは隠さない
職務経歴書:弱点をカバーする前向きな書き方【職務経歴書】
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2017.08.07 文章 / PARAFT編集部
弱点もあなたをアピールする材料に変えていこう!
履歴書や職務経歴書を書くとき、何か弱みだと感じていることを不自然に隠したり、虚偽の記述でごまかしたりしても、採用担当者に見抜かれる可能性があります。書類選考を通過しても、面接で突っこまれると思っておいたほうがいいでしょう。その時点でシドロモドロになるよりも、最初から堂々とふるまい、自分自身で弱点を克服することに力をふりむけ、それを記載したほうが採用担当者の心象を良くするでしょう。
虚偽の記述は社会人として絶対にしてはいけません。自分の弱点を把握したうえで、カバーしていくことが社会人には求められます。弱点を把握する力や、弱点を克服していく前向きな姿勢を採用担当者に見せていきましょう。
▼ ここが要点 ② 転職回数が多いときなどは、しっかりした理由を記載しよう
転職回数が多かったり、前職をすぐに辞めていたり、職歴にブランクがあったり、そんな職歴の弱点があったら、採用担当者は目ざとく見つけます。「どうしてなのか」と理由を知りたがります。そんな採用担当者に向けて、職務経歴書のなかで、納得のいく理由を伝えていきましょう。もちろん弱点を強調する必要はありません。さらりと記す程度でいいでしょう。きちんとした理由さえあれば、マイナスの評価にはつながりません。書類選考を通過できる可能性は十分にあります。
▼ ここが要点 ③ スキルや経験が足りないなら、努力する姿勢を明記しよう
スキルや経験が不足している場合、採用担当者はおそらく履歴書や職務経歴書を読んだだけで、その事実を見破ってしまうことでしょう。このため採用担当者に向けて、あなたがスキルや経験の不足を克服するべく、さまざまな努力をしていることをアピールしていきましょう。たとえば、免許や資格を取得するべく勉強中であるなど、前向きな姿勢を見せるのが重要です。
▼ ここが要点 ④ 弱点克服法をしっかり考えておくのが重要!
職務経歴書を書くときには、まずあなた自身が自分の弱点をしっかり把握して、熟考しておく作業が必要です。そうでないと、「しっかりした理由」を記載することはできないでしょうし、「前向きな姿勢」を見せることもむずかしいでしょう。まず自分自身で弱点を掌握し、克服する方法を考えるようにしてください。それができれば、あなたの軸はぶれなくなるでしょう。弱点はだれでもあるものです。その弱点も含めて自分自身をよく知り、この先のことも考えている人材であることを伝えましょう。何か勉強中であるなど、前向きな取組姿勢を見せれば、弱点もあなたをアピールする材料に変わっていくことでしょう。
自分自身で気づいていない弱点がないか注意しよう
職務経歴書のなかに、知らないうちに自分の弱点を書き記していることもありますので、用心しましょう。たとえば、必要以上の高学歴や、必要以上の高いスキル・経験を持ち合わせていた場合、それを職務経歴書に書けば、採用担当者は「前職で何かあったのではないか」とか、「すぐに辞めるのではないか」「同僚たちとうまくやっていけないのではないか」とか、疑念を抱くこともあります。そうとは気づかず、高いスキルなどを書き連ねていては、採用までたどりつけるかどうか定かではありません。
自分の書いた職務経歴書を、採用担当者になったつもりでもう一度、読み返すといいでしょう。もし「すぐに辞めるのではないか」と懸念されるおそれを感じたら、自己PR欄などにその疑念を晴らすひとことを書き添えましょう。こうした弱点も含めて、しっかりカバーして、前向きな職務経歴書をまとめていきましょう。

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履歴書や職務経歴書を郵送するとしたら、封筒に「添え状」も入れて送ることになると思います。添え状でも、弱点をカバーする一文を盛りこんでおくといいでしょう。履歴書、職務経歴書、添え状の3点セットで、したたかに弱点を補っていきましょう。
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