手書きの職務経歴書の記事2019.10.17
職務経歴書、手書きの秘訣
職務経歴書の手書きのコツまとめ! 転職を成功に導く書き方
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2019.10.17 文章 / PARAFT編集部
職務経歴書は手書きで読みやすく、きれいな文面でアピールしよう
手書きの経歴書を書くコツをお伝えする前に、なぜ「手書き」なのかを再考しておきましょう。
転職の際に提出する職務経歴書は、パソコンで作成するのが一般的です。採用する側にとっては読みやすいですし、スキャンしてデータ保管する際に、文字がつぶれて読めないといった心配もありません。応募者側は、記載する情報が簡単にアップデートでき、修正も手間がかかりません。何枚だって提出が可能です。
にもかかわらず、「手書き」で提出するのはなぜ……?
採用側としては、手書きを求めることで応募のハードルを上げたり、文字を見て人柄を推測したりする意図があるでしょう。応募側からは、志望する熱意のアピール手段となります。文字の美しさに自信のある人なら、大きなアピールとなりえます。
手書きなのか、パソコンなのか。その選択の基準となるのは、あなたが志望する企業のカルチャーや、あなたの手書きへの自信度合いです。
志望する企業が熱意よりも、効率やパソコンスキルを重視するならば、パソコンを選ぶのが無難です。
応募先の企業カルチャーとあなたの手書きへの自信度で、手書きにするかどうかを決めましょう。
▼ ここが要点 ① 職務経歴書に修正テープや砂消しゴムは厳禁!
履歴書を手書きするときと同様、職務経歴書を手書きするときには、重要なビジネス文書のルールにしたがう必要があります。ビジネス文書では、書き間違いは許されません。1文字でも書き間違えたら、とても残念なのですが、もう一度、最初から書き直すようにしてください。
修正テープや修正液、砂消しゴムなどで修正するのはご法度です。もし応募先企業の採用担当者にそうした修正でごまかしたことがわかれば、「常識がない」というレッテルを貼られますからやめておきましょう。
ビジネス文書で文字を修正する場合には、定規などで二重線を引き、正しい文字を書いて印鑑を押すという方法があります。けれども、履歴書や職務経歴書は、ビジネス文書のなかでも特別に重要なものです。そのような二重線や押印は、印象を悪くするリスクが多分にありますから、やめてください。
▼ ここが要点 ② まず見本となる文面をまとめよう
職務経歴書を手書きする際には、まず記載する文面を確定しておきましょう。手書きしながら文面を考えていたら、書き間違いのもとになります。面倒くさくても、「急がば回れ」だと思ってください。
職務経歴書の文面をまとめたら、あなたが用意した用紙にちょうどおさまる分量かどうか、チェックしてみてください。分量が多すぎたり、少なすぎたりしたら、書き始める前に手直しして、カンペキな文面にしておきましょう。
▼ ここが要点 ③ 鉛筆で下書きする手も
カンペキな文面を確定させたうえで、さあ、ボールペンで本番の職務経歴書用紙に書いていきましょう。でも、できるなら、もうひと手間かけてみませんか。鉛筆で下書きをするのです。濃い鉛筆を使い、うすくなぞるようにして書いてみてください。下書きすれば、書き間違いのリスクをさらに減らすことができるでしょう。
下書きした鉛筆の文字をたよりにして、今度こそ、ボールペンで書いていきましょう。書き終えたら、インクを乾かし、そのうえで消しゴムを使って、鉛筆の線を消していきましょう。
▼ ここが要点 ④ 読みやすい字を心がけよう
職務経歴書をまとめるときには、美しい文字を書く必要はありません。もちろん美しい文字であれば、それにこしたことはないのですが、大事なのは、読みやすい字を書くことだと肝に銘じてください。採用担当者がサッと目を通したときに、苦労せずに読みすすめられる文字を書くように神経を集中させましょう。余白を適度にとることも大事です。
職務経歴書はパソコンで作成する人が少なくありません。パソコンで仕上げた文書は、中身はともかくとして、読みやすいです。そんなライバルたちの文書を意識して、ライバルに負けない読みやすい文字を書くようにしてください。
▼ ここが要点 ⑤ 手書きで読みやすくまとめられたら、効果は大!
パソコンで仕上げた文書と競合するとなると、萎縮してしまうかもしれませんが、大丈夫! もしあなたが手書きで読みやすい職務経歴書をまとめることができたら、それはパソコンで仕上げた文書以上に、採用担当者の目を引くことでしょう。職務経歴書を手書きでまとめるには大変な労力と時間がかかります。そのしんどい作業に耐え、きちんとした文書を作ることができたあなたに対して、採用担当者は評価の目線を送ってくれることでしょう。自信を持って仕上げてください!
職務経歴書の手書きは本当に大変! もしもの場合はコピー作戦も!
もし書き間違いが多発して、何度書き直しても、またやり直しという事態になってしまったら、途中までできた職務経歴書をいったんコピーし、そのコピーをもとに書き足していく作戦をとってもいいでしょう。最初に戻るよりも、途中に戻るほうがまだショックが少なくて、作業も効率化できると思います。すべて書きあげた時点でコピーすれば、見た目も違和感ないことと思います。
履歴書については、すべて完全に手書きのものを提出するように求められますが、職務経歴書については、コピーであってもダメではありません。中身がその企業向けにしっかりできていれば、「使いまわしをしている」と勘ぐられることもないでしょう。どうしても間違いが続き、身動き取れない状態になったら検討してみてください。もちろん、すべて手書きのほうが断然望ましいです。せっかく苦労して手書きしているわけですから、なるべく最後まで手書きで突破していけるように祈ってます!
▼ 知っておこう ② パソコンのスキルがあるなら明記しておこう
もしあなたがパソコンのスキルを多少でも持っているのなら、職務経歴書にそのことを明記しておきましょう。職務経歴書を手書きで出してきたとなると、採用担当者は「パソコンのスキルがないのではないか」と思いこむおそれがあります。誤解を避けるために、ひと言、アピールしておいてください。
手書きでまとめるコツについては、履歴書の解説ページでもふれていますのでご参照ください。
>> 履歴書の修正はご法度!書き間違いをなくす方法は?
▼ 職務経歴書の書き方を押さえる
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PARAFT編集部
日本の企業の多くが履歴書を手書きで出すように求めているのは、手書きの文面から応募者の人柄を感じとりたいからです。もしあなたが、履歴書に加えて職務経歴書も手書きで出すなら、採用担当者はその文面を見て、あなたの人柄について想像を膨らますことでしょう。「辛抱強く最後まで仕事をやり遂げることができる人物だ」などと評価してもらえるように、手書き作戦を遂行させましょう!
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