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出典:Shutterstock

音声入力の記事

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2017.08.16

音声入力の記事2017.08.16

音声で書く 驚きの仕事術

仕事効率が格段にアップ!音声入力の基礎から応用まで徹底体験!

keyword: 音声入力 効率化 Google スマホ キーボード

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「スマホの音声入力ってどうやるの?」「音声入力で文章が書けたらいいのになあ」。いろんな期待や疑問を抱えてこのページを訪ねてきた皆さんに、音声入力活用の基礎から応用までご紹介させていただきます。音声入力の技術はいま驚異的な速さで進歩していて、iPhoneやAndroidスマホで使える無料サービスも本当に実用レベルまで来ています。有料ソフトや音声認識専用マイクも含め、さらに気兼ねなく音声発生できるカラオケ店などもあわせて徹底体験してみました。このリポートを最後まで読んでいただければ、書くスタイルを一変させ、仕事の効率を高める「音声入力革命」を俯瞰してもらえることでしょう。

【目次】
1、「AIで書く」時代の幕開け
2、スマホでGoogle音声入力を活用する法
3、本格的な長文なら有料のソフト
4、有料ソフトやマイクの選び方
5、見えてきた!新しい文章術
6、キーボードを捨て、街に出よう!
7、まとめ

2017.08.16 文章 / 平田浩司

スマホでこまめに「書く」、習慣づけて未来を開こう

1、「AIで書く」時代の幕開け

いま、私はリゾートホテルのバルコニーで、音声認識専用マイクを片手にこれを「書いて」います。パソコンは客室内に置いてあります。キーボード入力から解放され、眼下に輝く海を眺めながら「書いて」いると、執筆とはこんなに開放的で、刺激的なものだったのだと驚かされます。

これまで「書く」ときに使うツールは毛筆、ペン、キーボードと変遷をたどってきましたが、いつの間にか「音声」の時代がやって来ています。正確には、仕上げなどをキーボード入力で補完するハイブリッドスタイルで、アイデア出しから議事録の作成、メール・ビジネス文書の作成、長文執筆まで、効率的にさばく時代が来ています。音声入力はキーボード入力などに比べてスピードが圧倒的に速く、忙しいビジネスパーソンならぜひチェックしておきたい動きです。音声入力を生かせば、子育てや介護などで仕事時間が細切れになりがちな人でも、すきま時間を生かし、いわゆる「ながら仕事」でも無理なく文書をまとめていけます。

キーボードの利用もまだまだ続くでしょうが、人工知能(AI)が本格的に「書く」営みを支援し始めれば、ライティングは本当に様変わりしていくはずです。そのときにメインツールになるのは音声入力の可能性が高いです。新しい時代の幕開けに備えて、音声入力が今どこまで来ているのか、流れを理解しておきましょう。まずは、いちばん身近なスマホからご紹介します。

2、スマホでGoogle音声入力を活用する法

▼ まだキーボードで書いてるの?

経済学者の野口悠紀雄さんは、『話すだけで書ける究極の文章法 人工知能が助けてくれる!』(講談社、2016年)という著書のなかで、「文章を書くのが苦手な人こそ、音声入力を使ってみよう!」と提唱しています。ペンやキーボードで文章を書くのが苦手だった人も、音声入力なら、書きはじめの敷居が格段に低くなる。新しい書く作法を習得すれば、すらすら書けるようになるという意見です。

野口さん自身、いつもスマホによる音声入力でアイデアを整理し、下書き作業を行っています。メインで使っているのはGoogleドキュメント。ある程度まで文章をまとめたら、テキストエディタにコピペして完成させます。仕上げはキーボード入力に頼るハイブリッドスタイルです。基本的にはスマホを片手にジョギングしたり、家の中を歩き回ったりして「書く」ようになっているそうです。

音声入力を試すとしたら、まずはこのGoogleドキュメントをいじってみることをおすすめします。Googleドキュメントは、Googleが無料提供している、ウェブブラウザ上のオフィス業務ソフトです。テキスト入力用に搭載されている音声入力が驚くほどの進歩を遂げているのです。これを使えば、いま音声入力がどこまで来ているのか感触をつかめます。

よく知られていますがiPhoneやAndroidスマホには音声入力機能が備わっています。スマホのマイク部分に「明日の天気は?」などと話しかけると、ササッと天気予報を調べてくれたりするアレです。Googleドキュメントは、同じ要領でマイク部分に話しかけ、そうすれば文字入力していけるようにできています。

▼ Google音声入力の使い方

Googleドキュメントを利用するためには、まずGoogleアカウントを無料取得しておく必要があります。スマホで使うなら、Googleドキュメントのアプリも入れておきましょう。iPhoneでもAndroidスマホでも入手できます。Googleドキュメントには、作成した文章ファイルなどをクラウドに格納できる、Googleドライブという兄弟分もいます。このアプリも取りこんでおきましょう。

さっそく、スマホでGoogleドキュメントの新規文章ファイルを作成してみましょう。その際、Google音声入力のキーボードを選択してください。Androidスマホならキーボード画面の端っこにキーボードのマークがあります。そこを押すと「キーボードの変更」ができます。「Google音声入力」を選べば、もう、いきなり音声入力ができます。スマホのマイク部分に口を近づけて話しかけてください。画面上、真ん中のマイク表示をタップすれば、音声入力は一時停止します。iPhoneなら、文字入力キーボードにマイクの表示があります。そこを押せば音声入力できます。画面上の「完了」を押せば、一時停止します。

Google音声入力をパソコンで利用するなら、プラウザを立ち上げ、Googleドキュメントのページを開きます。新規文書を開いて、「ツール」を左クリックしましょう。「音声入力」を選択すると、マイク表示が現れますので、クリックして話しましょう。マイクから5センチ以内まで口を近づけて話すようにしてください。それ以上遠くからですと、ほかのさまざまな音や反響音も拾ってしまい、機械が音声認識できなくなります。市販のヘッドセット(口元で使うマイクの付いたヘッドフォン、USB接続型が数千円程度)を使うことをおすすめします。

▼ Google音声入力の弱点はここにある

Google音声入力の認識精度はほぼ実用レベルまできています。メモを入力したり、簡単な文章をまとめたりするときには、Googleドキュメントで問題ないと思います。

Google音声入力には、現時点では学習機能が備わっていません。後述する有料の音声入力ソフトなら、その人の話し方のクセを学習して認識精度をどんどん高めていくことができます。よく使う言葉やフレーズなどを登録しておくこともできます。Googleにはこうした機能がないので、どうしても誤変換などが多くなり、本格的な長文を作成するレベルまでは到達できていません。ここが弱点といえましょう。

けれども、多少の誤認識があっても、自分のメモや、簡単な文章の下書きなどには問題なく使えるのです。誤変換があっても自分で意味がわかればメモとしての役割は十分果たせます。また下書きとして作成した後、誤字脱字を修正して体裁を整えれば、しっかりした文章に仕上げることができます。そういう意味で、実戦投入して問題ないと思います。

▼ Googleドライブと併用してメモや下書きに役立てる

Google音声入力は、有料のソフトと違い、テキストエディタやワードなどでは直接使えません。Googleドキュメントで作った文章をコピペして貼りつける必要があります。けれども、Googleドキュメントの文章ファイルは、そのままGoogleドライブに保存できる利点があります。これは大きいです。メモや下書き程度なら、Googleドライブに保存して整理しておいた方が管理が容易ですので、その点も含めれば、使い勝手は決して悪くないです。野口さんも前掲書ですすめているのですが、いつどこでも音声入力でメモする→整理する→文章をまとめ上げる、この作業を効率よく進めるには、Googleの仕組みを利用するのが最も有効だといえます。ある程度仕上げたうえで、最後にテキストエディタやワードにコピーする手順がおすすめです。

▼ Googleキープも使って2段階整理

慣れてきたらGoogleドキュメントだけでなく、弟分の無料提供サービスである、Googleキープでも音声入力を使ってみてください。Googleキープは、ふと思いついたアイデアなどを忘れないうちにキープしておけるメモ帳です。こちらでもGoogleドキュメントと同じように音声入力が利用できます。スマホにGoogleキープのアプリも入れておき、ちょっとしたアイデアや文書の断片をすばやく音声入力でキープしておきます。このうち使えるアイデアや文章などだけを、Googleドキュメントへ送りこみます。この2段階で思考を整理していけば、さらに効率よく、アウトプットをまとめていけるでしょう。

たとえば一つのアイデアを思い付いたとします。そうしたら、忘れないうちにGoogleキープに音声入力して明文化しておきます。その後、補足したり肉付けしたりする内容を、新規メモとして同じくGoogleキープに入れていきます。これらをもとに、企画書を練っていきます。全体の構成をがっちりとまとめ、その骨格に沿ってGoogleドキュメントの文書に、キープのメモを貼り付けていきます。パソコンならGoogleドキュメントの「ツール」を選択し、そのなかの「Keep メモ帳」をクリックすれば、サイドにメモの一覧が出てきます。加筆修正がスムーズにできます。あとはワードなどにコピペして完成させればいいのです。

こうした文章作成の手順を体で覚えるまでは、少し面倒かもしれませんが、習得できたら、きっとあなたの知的生産活動は格段に効率アップすることでしょう。

心強い「相棒」を選んで育てる

3、本格的な長文なら有料のソフト

続いて、有料の音声入力ソフトをみていきましょう。日本語版の有力候補は2つあります。ひとつは「AmiVoice SP2」(アドバンスド・メディア社、ヘッドセット付きが税込み約1万9,000円)。もうひとつは「ドラゴンスピーチ11」(ニュアンス・コミュニケーションズ社、ヘッドセット付きが約2万5,000円、Bluetooth非対応などの簡易版の単体が約1万4,000円)。どちらも対応OSはWindowsに限られます。

▼ 誤認識がどれくらいあるか、試してみました!

Google音声入力に比べて、有料のソフトがどれくらい優れているのかは一概には言えません。音声は、話し手によって相当違いますので、あなたの場合、どの音声ソフトがいちばん相性がいいのか試してみないとわからないのです。

ただ、それでは判断できませんので、ひとつの参考情報として、私が同一の文章(このページのリード部分)を読み上げたときにどんな誤認識があったのか、下記に並べてみました。Google音声入力も含めて、同じパソコンを使い、同じヘッドセットで話した結果です。赤字は誤認識している部分です。

・ Google音声入力の場合
かぎかっこスマホの音声入力ってどうやるのクエスチョンマークかぎかっことじかぎかっこ音声入力で文章がかけたら良いのになーかぎかっことじまるいろんな機体や疑問を抱えてこのページを訪ねてきた皆さんに10音声入力活用の基礎から応用までご紹介させて頂きますまる


・ AmiVoice SPの場合
「スマホの音声入力どうやるの?」「音声入力で文章が書けたらいいのになあ」。いろんな期待や質問を抱えてこのページを訪ねてきた皆さんに、音声入力活用の基礎から応用までご紹介させていただきます。。

・ ドラゴンスピーチ11の場合
「スマホの音声入力ってどうやるの? 」 「音声入力で文章書けたらいいのになあ」 。いろんな機体や疑問を抱えてこのページを訪ねてきた皆さんに、音声入力活用の基礎から応用までご紹介させていただきます。

以上は、あくまでも私が話した場合の結果にすぎません。ただ、Googleについては、カギカッコや句読点を認識してくれないのは見てのとおりです。

有料ソフトは、カギカッコや句読点を指示すれば、認識してくれます。実は、句読点を指示しなくても、ひと呼吸おいたら「句読点を入れる場所だ」と判断して、入力してくれます。真ん中のAmiVoice SPで、最後に「。」がふたつ入ってしまったのは、私がひと呼吸おいて「まる」と言ってしまったために、ひと呼吸で「。」を入れ、その後、私の指示でもう一度入れたということです。本来なら、句読点のことは気にせず、書き続けることができるのが、有料ソフトの大きな特徴です。

▼ 学習機能と単語登録をフル活用しよう

Google音声入力は早晩、句読点も認識するように進化していくでしょう。それなら、違いがなくなるかと言えば、そうとも限りません。Googleと有料ソフトの最大の違いは、別のところにあります。前述のとおり有料ソフトは学習機能を備えているのです。誤変換を修正すれば、それを覚えておいて、次には間違わないようにしてくれます。

よく使う単語やフレーズを登録しておけるのも、有料ソフトの特徴です。使いこめば使いこむほど、頭が良くなる! それが有料ソフトの凄いところです。私のパソコンに搭載しているソフトは、どちらも学習がそれほどできていない状態です。じっくり育てていこうと思っています。

▼ テープ起こしは「リスピーク」でさばく

「有料ソフトにテープ起こしをやらせたい」。そう思った人がいるかもしれませんね。実は、私もいろいろ試してみました。けれども、残念ながら、その用途では役に立ちませんでした。

人間は、複数の人が一緒に話しても、ある程度聞き分けられます。もう少し言うなら、ひとりの人が話したとき、直接伝わってきた音声も、壁にぶつかって反響してきた時差のある音声も、すべてまとめ上げて認識できます。ところが機械はそこまで進歩していません。マイクから5センチ以内の至近距離で話した内容しか認識できないのです。

テープの音声を文字にするためには、まずあなたが聞き取り、その内容をマイクの近くで再現して話してみてください。「リスピーク」といいます。この方法なら、インタビューや会議の音声も文字にすることができます。今のところ、これが最善の方法です。

4、有料ソフトやマイクの選び方

▼ 有料ソフトは必要? 買うならどちらがいい?

Google音声入力があるのに、有料の音声ソフトを入手する必要はあるのでしょうか。Google音声入力は学習しませんので誤認識がつきまといますが、もしメモ書きや下書き程度でかまわないなら、割り切ってGoogle一本でいく手もあります。

おすすめしたいのは、AmiVoice SPの無料体験版をダウンロードして試してみることです。インストール後、2週間使えます。マイクは別途調達する必要があります。実際に使ってみて、Google音声入力との差をあまり感じられなかったとしたら、納得してGoogleに絞れるでしょう。

AmiVoice SPとドラゴンスピーチ11の認識精度は、私が試している限りでは、ほぼ互角です。このため、あとは相性の良さや価格差で選ぶことになるでしょう。

ドラゴンスピーチ11は使用はじめに、特定の文書を音読させられます。ソフトにあなたの話し方のクセを覚えさせるためです。30分ほど我慢して音読すれば、最低限の学習はしてくれますので、個人的にはこれが有り難かったです。

ソフトに正しい音声認識を覚えさせるのは、慣れてくるまでは結構苦痛です。面倒くさくて、誤認識のまま先に進めたくなるのですが、そうするとソフトが間違ったことを覚えて、どんどん馬鹿になっていく恐怖があります。AmiVoice SPの体験版で学習作業もやってみて、もし苦痛であれば、ドラゴンスピーチ11のほうがまだよいかもしれません。ドラゴンスピーチ11の簡易版は、Bluetooth非対応であるなど、多少不便があるものの、価格が比較的安いので有力候補だと思います。

AmiVoice SPは日本の企業が出しているだけあって、マニュアルなどの説明もていねいです。わかりやすさでは、ドラゴンスピーチ11を大きく上回っています。

▼ 音声認識できるマイクを用意しよう

音声入力ソフトがどれだけ学習しても、入る音が悪ければ認識できません。そこで重要なのがマイクです。AmiVoice Spもドラゴンスピーチ11も、ダウンロード版のほかに、音声認識用のヘッドセットの付いたDVD-ROMパッケージ版が出ています。こうしたヘッドセットを利用すれば、両手が使えるので、誤認識したところをキーボードで修正するのも簡単です。

私はもっと高性能なマイクはないのか欲張ってみました。現在、最も優れた専用マイクのひとつがPhilipsの「Speech Mike Air」(国内価格約8万~10万円)です。通販サイトで購入して試したところ、AmiVoice Spでもドラゴンスピーチ11でも若干、認識精度が向上しました。通常のヘッドセットを利用した場合でも、すでにかなり精度が高いので、その上を望んでも、大きな違いとまではいきませんでした。値段が高かっただけにちょっと落胆しましたが、文章の完成度を高めるには必要な投資だと考えています。

Speech Mike Airで有り難かったのは、Wi-Fi環境下で、わずらわしいコードの束縛から逃れられることでした。パソコンの半径10メートル圏内なら、どこでも「書く」作業ができるのです。寝転がっていても、バルコニーで外の景色を見ていても、仕事ができます。これは目から鱗で、書く内容に神経を集中できました。冒頭で触れたリゾートホテルのひとコマは、Speech Mike Airを使っていたときのものです。

音声入力で新しい文章の達人になろう!

5、見えてきた!新しい文章術

▼ 電話感覚のメモ書きと「お籠もり作戦」を併用

Google音声入力と2つの有料音声入力ソフトを試していて、だんだん見えてきたのは、これまでのライティングの常識にとらわれない、自由で新鮮な文章術です。いままでペンやキーボードでは「書く」のが苦手だった人も、これからはライティングが苦にならなくなるかもしれません。文章をまとめるのが好きな人は、もっとライティングの楽しさを発見していくことになるでしょう。

これまでライティングの際は、パソコン画面を見ながらキーボードを打ち、そのまま画面のなかで文字を整え、画面のなかで考えることがしばしばでした。これは、画面のなかに閉じこめられていたということかもしれません。

個人的な体験をご報告いたしますと、音声入力を本格的な「書く」ツールとして採用するようになってから、目の前に広がりだしたのは、キラキラした風景や、街を歩く人たちの表情、それに雑多な看板などの情報です。集めた資料などとにらめっこをして、熟読しがらボソボソと「書く」ことも増えました。要するに、これまで以上に、いろんなものをよく見るようになってきました。世の中を感じながら考えて、書く。当たり前だった「書く」作業がこんなに楽しいものだったとは大きな発見でした。

新しい文章術はふたつあります。ひとつは、Google音声入力を駆使してアイデアや書く材料を蓄積し、まとめ上げる手法。これはGoogleを軸にしますので、「ぐぐ書(が)き」と名付けてみましょう。「ぐぐ書き」のメリットは、①つい忘れそうになるアイデアや書く材料を拾える、②書く敷居が低くなるのでこまめに蓄積していける、③場所を選ばない、④すきま時間も利用できる、といったあたりにあるでしょう。Google音声入力は学習機能がないので誤認識も起きますが、最終的な仕上げはキーボードでおこなうハイブリッドスタイルですので、完成品のレベルが下がることはないでしょう。さまざまなビジネス文書の作成にも応用できると思います。

もうひとつの文章術は、有料の音声入力ソフトと高度な音声認識専用マイクを使い、集中して一気に長文を作る手法です。これはどっとコンテンツを吐き出す感じですので、「どっと書(が)き」と名付けておきましょう。「どっと書き」のメリットは、何といってもハイスピードで仕上げられることでしょう。ただし、とうとうと話していくためには、どんなことを書くか、作戦と骨格がしっかりできていなくてはなりません。

新しいふたつの文章術を、書く内容に合わせて使い分けていけるといいでしょうね。キーボード入力も含めて、二刀流、三刀流を楽しんでいけたら面白いのではないでしょうか。

▼ 意外に見つからない「音声を発生できる場所」

こうした音声入力を試していて、だんだん悩みの種となってきたのは「音声を発生できる場所」が意外に存在しないことです。現代日本のオフィス空間は、特殊な例を除けば、音声を出さないことが当たり前になっています。街中でも音声は嫌われます。音なし社会・ニッポンのなかで、音声入力が普及していくかどうかは、かなり不透明です。

上記の文章術のうち、Google音声入力を軸にした「ぐぐ書き」のほうは、携帯電話をかけるのと似た感覚で短時間で書けますので何とかなるでしょう。街中に出てスマホに音声入力する作業は刺激的です。まずは「ぐぐ書き」の習慣を習得していくのがおすすめです。

問題は、長時間マイクに向かって話しかける「どっと書き」のほうです。こちらは場所の確保が重要課題となってきます。

▼ 音声入力はリモートで進化する!?

どこで音声入力するか。それを考えていくと、結局、落ち着いて話せる場所でリモートワークすることが求められるようになってきます。音声入力は旧来のオフィスの枠には、なかなかおさまりません。個人的にはちょっと意外でしたが、音声入力をメインにした新しい文章術の普及は、リモートで進化していくことになりそうです。リモートが普及していけば、それとともに音声入力が広がっていく可能性もあります。

6、キーボードを捨て、街に出よう!

ここからは、このページをまとめるまでの試行錯誤のなかで遭遇した「音声を発生できる場所」などについて、番外編としてリポートさせていただきます。

▼ 突撃!カラオケ店で熱唱!?

どこで「どっと書き」などのテストをするか。私は最初、適当な場所探しに苦労しました。自宅で試そうとしたところ、たまたま夏休みの子どもがいて、恥ずかしいやら、気が引けるやらで断念。車のなかであればと思い、乗りこんでみたものの、どこに駐車して「どっと書き」できるか、途方に暮れました。近所の人には見られたくないので、大型ショッピングセンターの駐車場にとめ、ヘッドセットを装着してうなっていたら、ギョッとしたような女性と目が合い、ここからも退散。都会には本当に「音声を発生できる場所」がないのです。

ビッグエコーなどの一部のカラオケ店が昼間の時間帯だけ、ビジネス客の利用を受け入れていると知り、パソコンやヘッドセット、高性能音声認識マイクなどを持って飛びこんでみました。ここはさすがに防音タイプの部屋だけあって、部屋の外のことを気にせず、マイク片手に熱唱?できました。ただ、1時間ドリンク付きで税抜き600円などの費用負担は、ボディーブローのように効いてきそうです。

▼ よくできていたネットカフェの防音室

ネットカフェや漫画喫茶も、最近では「個室・完全防音」をうたう店が出てきています。そこで2カ所ほど訪問して、こちらでもマイクを握ってみました。ブースタイプで手狭ですが本当に防音でしたので、人目を気にせず、大きな声で「書く」ことに専心することができました。1時間410円などの料金もリーズナブルで評価できました。けれども、ビジネスの場といえるのかどうか。行きかえりに目にする歓楽街のど派手な看板やあやしい雰囲気は新鮮で楽しくもありましたが、個人的には常時利用したいとは思えませんでした。

▼ 防音マイクにはびっくり!

安住の場所がないなら、オフィスでまわりの同僚に迷惑をかけずに発声する秘策はないか、いろいろ探りました。そのなかで面白かったのは「防音マイク」です。まわりに迷惑をかけずにカラオケを練習するための珍兵器です。いろいろな製品が出ていますが、このうち、私は、芸能人も使っているという約4000円のタイプを、通販サイトで買ってみました。

USBでパソコンにつなげる音声入力マイクと、内側にウレタンを詰めた「防音カップ」が配送されてきました。防音カップには真ん中に穴が開いているので、ここにマイクを差しこみます。カップの内側に、マイクの集音部分が入るかたちです。防音カップをマスクのように口元にあて、話し始めたら、すぐに息苦しくなりました。買う前からひそかに予想はしていたのですが、「4000円をどぶに捨ててしまった」という悔しさとバカバカしさで身が震えました。

結局、いまは自宅に舞い戻り、家族がいても音声入力のマイクを握るようになってきています。Skypeをするのと同じように、開き直って発声する日々です。

スマホでGoogle音声入力を駆使する「ぐぐ書き」については、個人的には調子が上がってきています。いつどこでも、もっと「ぐぐ書き」できるように、スマホも新型に替えました。耐衝撃性能が高く、防水、防塵、耐荷重で、海中でも使えるというauの「トルク G03」(京セラ)。さすがに海に潜って音声入力する気はないですが、これならどこでも携帯して「書き」続けることができます。たくましい相棒は、ワンボタンでGoogleキープが起動できます。この先のライティングの進化について、いつか改めてリポートさせていただければと思っています。

7、まとめ

最後に、このページの内容をまとめておきますね。

・ 音声入力はまだ誤認識があるものの、実用レベルになってきています。
・ Googleドキュメントで音声入力を使えば、アイデアや文章の断片を蓄積できます。
・ 有料音声入力ソフトは学習機能があるので、精度を高めていけます。
・ Googleを軸にした「ぐぐ書き」と、本格的な「どっと書き」を試してみましょう。
・ 発声の場は限られますが、リモート活用で「書く」を体現していきましょう。

WRITER

編集者・ライター

平田浩司

「書く」という営みは、この先、AIを本格利用するようになると、劇的に変わっていくのではないでしょうか。もしかしたら、かなりの部分をAIが人間の代わりにしてくれるようになるのかもしれません。ライターは不要になってしまうのでしょうか。私はライターが率先して変化の渦中に飛びこんでいけば、AIとコラボして新しい「書く」かたちを生み出していけると思っています。そんな変化の時代に出くわしたのはしんどいことですが、同時に楽しみでもあります。音声入力は、そんな変化の一端です。あなたも飛びこんでみませんか?

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