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ちょっと差がつく読書の秋

出典:PARAFT

されど鉄道文字の記事

めくれバ! : 2位 > 明日からの車窓の眺めが変わる|されど鉄道文字:r000017003184 | PARAFT [パラフト]

2017.09.12

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されど鉄道文字の記事2017.09.12

それはもはやロマン

明日からの車窓の眺めが変わる|されど鉄道文字

keyword: されど鉄道文字 中西あきこ めくれバ! ちょっと差がつく読書の秋 フォント

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毎日の通勤に電車を利用されている方、多いですよね。営業先を訪問するのに日々さまざまな駅で乗り降りするなんて方もいるのでは? そんな日常の移動が、ちょっぴり違ったものになる『されど鉄道文字-駅名標から広がる世界』(中西あきこ、鉄道ジャーナル社、2016年)。駅の案内板などの書体(フォント)をめぐるマニアックな一冊ですが、本書がひもとく鉄道文字の世界をぜひ味わっていただきたい! そこには、単なる「へえ~」で終わらない物語がありました。【めくれバ!/ちょっと差がつく読書の秋】

2017.09.12 文章 / 岡野 美紀子

「すみ丸ゴシック」が伝える鉄道文字ロマン

駅の名前、発着時刻、改札口や乗り換えの案内、車体の下部に書かれた「モハ」「クハ」などなど。駅は実にいろんな文字であふれています。

ごったがえす人波の中で、わたしたちを無事に乗り換え口まで誘導してくれるのも、遠くローカル線に揺られて、見知らぬ駅名にじんわり旅情を感じさせてくれるのも「鉄道文字」。みなさんも駅の案内表示といえば、いくつかイメージが浮かぶのではないでしょうか。

でも、それらに書かれた文字、なんていうフォント名かご存知ですか? どんなふうに生まれたのかは?

本書は、鉄道ファンのための月刊雑誌『鉄道ジャーナル』の連載をまとめた一冊。著者の中西さんは大学時代から書道を学び、鉄道文字をテーマにした記事を多く手掛けている方です。あるとき中西さんは、いわき行き常磐線普通列車の車窓を眺めていて、国鉄時代の書体「すみ丸ゴシック」に出合いました。国鉄の統一書体として定められたフォントながら、手書きの時代ゆえに生じるその微妙な揺れに心ひかれたのだそう。

中西さんは「すみ丸ゴシック」を生み育てた方々への丁寧なインタビューと綿密な取材から、この独特の書体に込められた鉄道関係者の真摯な想いを鮮やかに浮かび上がらせています。ひとつの文字がわたしたちの目に触れるまでに、どんなにたくさんの苦労やこだわりがあり、試行錯誤が重ねられ、時代や技術の進化とともに移り変わってきたのかを伝えてくれるのです。それは、もはやロマンです。

中西さんはこう言います。

「通常、同じ書体で手書きの文字を歳月かけて書き続けていくということは、芝居文字の勘亭流、相撲文字の根岸流、寄席文字の橘流など、日本の伝統文化、伝統芸能において見ることができる。けれども、鉄道の駅名標において同様のことがあったことは、なかなか知られていないことではないだろうか」(本文より引用)

そう、まさに知りませんでした。

鉄道文字の世界へ旅しよう

鉄道文字は美術館に展示されるような芸術作品でも工芸品でもなく、商業的に大ヒットうんぬんの類でもありません。誤解を恐れずに言えば、「案内表示に使われる、ただの文字」です。特別に興味のある方を除けば、日々たくさんの人に見られながら"見過ごされている文字”でしょう。

ですが本書に登場する関係者たちは、そんな自分たちの文字を徹底して厳しく見つめています。しかも、あくまでユーザーである乗客の目線から。鉄道文字の力を心から信じて「より良い文字を」と追求し続ける数々のエピソードから、仕事への誇りと責任感がひしひしと伝わります。「いつも何気なく見ている案内の文字に、そんなこだわりがあったなんて…」と正直驚かされました。そのこだわりの歴史に、鉄道ファンならずとも共感とロマンを感じざるを得ません。

わたしが本書を手に取ったのは、「いつもの電車移動がちょっと楽しくなりそう。なんなら家族で旅行に行ったときにでも鉄道雑学をひけらかして、いい気分になりたい」くらいの気持ちです。あの路線はあのフォント、この駅の何番ホームは今や貴重なナントカフォントなどなど、知識のおこぼれをいただこうかなという軽い好奇心からでした。

そんなふうに出発したわたしの鉄道文字の旅。写真資料がふんだんに使われた充実のビジュアルとともに解説されるフォント知識に「へえ~」と興味を誘われていくうち、いつしか、単なる雑学本にはない奥深い世界に案内されていました。

みなさんもぜひロマンあふれる鉄道文字の世界へ-。明日からの車窓の眺めが変わるかもしれませんよ。

『されど鉄道文字-駅名標から広がる世界』の書籍情報

書名:『されど鉄道文字 駅名標から広がる世界』
著者: 中西あきこ
初版発行: 2016/1/1
出版社: 鉄道ジャーナル社
価格: 864円(税込)
サイズ: 新書
頁数:296ページ
ジャンル: 文化・民俗
読了目安: 3時間
ISBN:978-4415320892

WRITER

編集者・ライター

岡野 美紀子

実は「駅スタンプ収集」がわたしの趣味のひとつ。といってもそこまで極めているほどではなく、もののついでに押してくる程度ですが、国鉄時代の駅スタンプに出合うとうれしくなります。そんなライトな鉄道趣味の延長で手にした本書。さまざまな鉄道文字が伝える「譲れないこだわり」たちが決してクリエイターの自己満足などではなく、「ユーザーにとってどうか」という、ただ一点に収れんしていくことに多くの学びを得た一冊でした。

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