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出典:PARAFT

2050年の世界の記事

めくれバ! > 必読!未来予測の価値とは|2050年の世界:r000017003264 | PARAFT [パラフト]

2017.11.14

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2050年の世界の記事2017.11.14

予言は当たらない

必読!未来予測の価値とは|2050年の世界

keyword: 2050年の世界 英『エコノミスト』編集部 めくれバ 知恵本キタコレ! 未来予測

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2050年の世界、と聞いてあなたはどんな未来を思い浮かべますか。そこでは宇宙旅行が日常的になって、ドラえもんは無理でもミニドラくらいはいるのかも……。そんな夢想とは一線を画し、データや調査をもとに、緻密な未来予測が試みられているのが『2050年の世界―英『エコノミスト』誌は予測する』(英『エコノミスト』編集部、文藝春秋、2012年)。最終章のタイトルは「予言はなぜ当たらないのか」。本書が展開しているのは、地に足の着いた、ポジティブな未来予測でした。さまざまな分野を押さえた総合的な未来予測の本書は、いまをどう生きるかを考えるための必読書です。【めくれバ/知恵本 キタコレ!】

2017.11.14 文章 / 和田由紀恵

近い未来の予測は難しいし、予言は当たらない

2050年の未来。2017年現在から数えて、あと33年後の世界だ。ずいぶん先のようだが、1984年の33年後が2017年であることを考えると、そう手の届かない未来でもない。そんな未来の世界について英『エコノミスト』誌が総力を挙げて予測をまとめたのが、この本だ。

過去にも、高度成長を遂げる日本の調査予測を行った実績を持つ英『エコノミスト』誌。この本では、人口、経済、科学、女性など20の分野を世界規模で予測している。

データや調査、現在ある知見をもとに書かれたこの本の中の「2050年の世界」は、決して意外でも突拍子のないものでもない。ドラえもんが歩いているわけでもないし、食糧危機に世界が喘いでいるわけでもない。技術の分野に関する部分などは、2012年の出版当時からたった5年で、自動運転技術は現実のものとなり、家庭にはAIが普及しつつある状況を迎え、記述をすでに越えた感覚すらある。

本書が認めるように、近い未来の予測は難しい。そして「予言は当たらない」。過去に著名な学者たちが発言した未来への予言はほとんど外れており、そうしたことは徒労に過ぎないと、本書は指摘している。2050年を予測しようと試みる本書においては非常に逆説的だが、なぜ予言が当たらないのかというくだりで、執筆者はこう述べている。

”過去の予報からはるかに鋭い教訓を引き出すとしたら、それは地球規模の悲観論がたいてい間違っているということだろう。未来学の分野には、大変動にまつわる的外れな予測がごろごろ転がっている。四十年前の一九七一年にさかのぼり、当時十代になった者たちが以後四十年にわたって聞かされた、悲惨な運命へのやむことのない嘆き節を思い出してほしい。”(本文より引用)

文中で、執筆者は数多の「嘆き節」を列挙している。例えば、人口爆発は食い止められない、全世界的な飢饉が必ず起こる、などなど。思えば私も「石油はあと数年で枯渇する」「東京では数年以内に必ず直下型地震が起こる」「深刻な環境汚染が広がる」といった説を、子どもの頃からずっと聞かされ続けてきた。確かにこうした悲観論は、幸いにも現実のものになっていない(これからも起こらないことを祈りたい)。

「なぜ悲観論が当たらないのか」については、ぜひ読んで確かめていただくとしても、この本はあくまでもフラットな立場から未来の予測を試みようとしている。あえて「予言は当たらない」と本書が述べていることからもわかるとおり、夢を描こうとしているわけでも、かといって暗い見通しを立てようとしているわけでもなく、集められたデータをもとに、有意義で建設的な長期予測に挑んでいるのだ。

創造的破壊という荒波

この本の予測の中で、とりわけ印象深かったのが、14章の「現実となるシュンペーターの理論」である。

1950年に亡くなった経済学者、ヨーゼフ・シュンペーターが主張したのは、資本主義が“創造的破壊が放つ不断の強風”である、ということだった。50年代当時はマイナーだった主張は、時が経つにつれて評価が高まっているという。

ビジネスの世界では、創造的破壊(破壊的イノベーション)が吹き荒れ、これまでのビジネスのやり方が陳腐化して、それに固執した企業は淘汰されると執筆者は指摘する。実際に日本でも、東芝やシャープが危機的状況を迎える一方で、LINEや楽天がこれほどまでに成長するとは誰も予想できなかっただろう。

この章では、現実世界のさまざまな分野に創造的破壊が吹き荒れるさまを解説・予測しているが、その内容のほとんどは、私たちがいま直面している社会の変化そのものだ。予測というよりは、むしろ現在の状況を「創造的破壊」という理論を軸に説明している。この理論をベースに現代を見れば、起きている・今後起きる事象を整理して考えられるに違いない。

執筆者は章の最後に、かつてのシュンペーターの言葉を引用して、こう述べている。
“「資本家の功績というのは、女王にもっと絹の靴下を供給することではなく、それを女子工員たちの手が届く場所に持ち込んだことにある」とのシュンペーターの言葉どおりに、人々は創造的破壊の荒波のなか恩恵を受けるだろう。”(本文より引用)

ともすれば、私たちは東芝の危機にショックを受け、日々スピードを増すさまざまな変化をマイナスに捉えることがある。荒波が鎮まってくれることを祈るときもある。

しかしながら俯瞰していまを見れば、押し寄せる荒波は恩恵をもたらすのかもしれない。そんな気づきをもたらしてくれるのが、未来予測の価値なのではないだろうか。いま直面している課題を冷静にとらえ、状況を俯瞰できる視点を手に入れることが、より良い方向に未来を築くために必要な姿勢なのだと思う。

『2050年の世界―英『エコノミスト』誌は予測する』の書籍情報

書名:『2050年の世界―英『エコノミスト』誌は予測する』
著者: 英『エコノミスト』編集部 (訳)東江一紀・峯村利哉
初版発行: 2012/8/1
出版社: 文藝春秋
価格: 1890円(税込)
サイズ: 単行本
頁数: 429ページ
ジャンル:ビジネス・経済
読了目安: 4時間
ISBN:978-4163755007

WRITER

編集者・ライター

和田由紀恵

正直なところ、2050年には自動車が空を飛んでいて、家事は全自動化されていて、みんな自宅で働いていて……といった記述を期待して、この本を手にとった私。読み進めながらも、見事に地味で既視感がある内容だなあと感じていました。なぜそんな固い内容が書かれていたのかは、本書冒頭の「はじめに」と、ご紹介した最終章で解き明かされます。人間が悲劇を避けるためにしてきた不断の努力こそが、未来を築くのだと感じました。

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