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人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのかの記事

めくれバ! : 3位 > 書評|人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか:r000017003270 | PARAFT [パラフト]

2017.11.28

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人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのかの記事2017.11.28

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書評|人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか

keyword: 人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか 森博嗣 めくれバ 読む羅針盤 抽象的

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「〇〇になるための5つの方法」など具体的な行動を示した情報がもてはやされる一方で、その反対にある「抽象的」は否定的にとらえられがち。工学博士であり作家でもある森博嗣さんが「抽象的な考え方」について綴った『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』(新潮社刊、2013年)から、考えることに少し思いを馳せてみませんか。【めくれバ!/読む羅針盤】

2017.11.28 文章 / 味志佳那子

「具体的」だけが正しいの?

『すべてがFになる』『スカイ・クロラ』などの小説が人気を博す、作家の森博嗣さん。実のところ私は彼の小説よりも、今回紹介するような新書やエッセイが好き。ひらがなが多めの分かりやすい文章で、なおかつメッセージはどれもはっきりしていて無駄がない。それでいて頭でっかちなところがないから、こんな大人が好きだなあといつもときめいてしまう。

さて今回紹介する『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』のテーマは、ずばり「抽象的思考」。タイトルからして「で、一体何について書いてるって?」と聞きたくなってしまうような抽象ぐあいだが、「〇〇になるための5つの方法」みたいな情報が巷にあふれる現代こそ、抽象的な考え方もあわせ持つ必要があるのだと彼は説いている。

まずはじめに、抽象的であることは悪いことなのか?

答えは、NO。一般的には、具体的に考えられる人のほうが能力があるように言われることが多いけれど、そうではない。実は、具体と抽象、このバランスが重要なのだという。

「抽象的に考えるというのは、簡単に言えば、ものごとの本質を掴むことで、見かけのものに惑わされることなく、大事なことはどこにあるのかを探すような思考になる」(本文より引用)

直面している問題の本質ー、そのありかを探そうとより詳しく調べ物をしたり、細かい部分にまで着目しようとすることがあるけれど、実はその逆がいい。具体的な要素をどんどん取り除いて対象を見つめると、どこが欠かせない重要ポイントなのか自ずと分かってくるというのである。

「抽象化することによって、そこに含まれる対象の数が多くなる。適合する範囲が広くなるために、焦点が合わず「ぼやけた」感じがするけれど、逆に言えば、いろいろなものに適用できる可能性が広がる。」(本文より引用)

抽象的思考ができるようになるには?

分かるような分からないような……、ほとんどの人はそんな気持ちでこの本を読み進めることと思う。私自身、できているだろうと思えるところもあれば、ギクッとさせられるところも多々あって、森さんのテキストに導かれるままに「抽象的思考、あたしもできるようになりたいっ!」と心の中で叫んでいた。

でも森先生は「身も蓋もない」と前置きしながらも「抽象的思考を身につける方法というものは、具体的にはない」と言う。この本を読んだからといって、劇的に抽象的思考ができるようになるわけじゃないと。

最近ではスマートフォンさえあれば“何でも・すぐに”調べられるとあって、分からないことを分からないままにしておくことが少なくなった。でもそのことが私たちから“考える時間”を奪っていったと、森さんは考えているそうだ。

私が以前、仕事がデキる人の条件で目にしたことがあるのは、「相手が話題にあげた本をその場ですぐネット注文できる人」というもの。印象に残っているほどだから、私はよっぽどショックを受けたに違いない。その場で「早速注文してみましたよ」なんて言われたら、なんとなく、私はちょっと恐縮してしまうけどな。

さて具体的な方法はないと言いつつも、なんとかヒントになるようなものをということで、本書では抽象的思考を身につけるための「手法のようなもの」も紹介してくれている(こういう優しさも好き!)ので、一部だけ抜粋してみる。

・なにげない普通のことを疑う。
・なるほどな、となにかで感じたら、似たような状況がほかにもないか想像する。
・いつも、似ているもの、喩えられるものを連想する。


抽象的思考は一朝一夕では身につかないかもしれないが、これまでずっと考えることを仕事にしてきた森さんでさえ「抽象的思考のデメリットは考えることが面倒なこと」だという。……長い目で取り組んでいくのも悪くなさそうだ。

『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』の書籍情報

書名:『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』
著者: 森 博嗣
初版発行: 2013/3/15
出版社: 新潮社
価格: 756円(税込)
サイズ: 新書
頁数:208ページ
ジャンル: 人文 哲学・思想
読了目安: 2時間
ISBN: 978-4106105104

WRITER

編集者・ライター

味志佳那子

『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』は執筆直後、異なるタイトルがつけられていたそう。その名も『抽象思考の庭』。今はまだ答えが見つかっていなくても謎は謎のまま放しておけばいい、そんな自分だけの庭を思い浮かべるだけでわくわくしてくるのでした。

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