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出典:PARAFT

隷属なき道の記事

めくれバ! : 3位 > くだらない仕事の価値が高い不思議|隷属なき道:r000017003306 | PARAFT [パラフト]

2017.12.19

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隷属なき道の記事2017.12.19

余暇があふれる2030年

くだらない仕事の価値が高い不思議|隷属なき道

keyword: 隷属なき道 ルトガー・ブレグマン めくれバ 気になるみんなの休み方 余暇

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年末年始も近づき、貴重な休暇をどう過ごすか、計画を立てている方も多いのではないでしょうか。実家へ早めに帰省したい夫は、数日の有給休暇を取るための調整に苦労している様子。「休みたいなあ……」とつぶやきつつも、自分だけでは完結できない仕事に追われています。働き方改革が叫ばれる昨今、かつてとは比較にならないほど何もかもが効率的になったはずなのに、どうしてたまの休暇もままならないのか。新進気鋭のオランダのジャーナリストが書いた話題の一冊、『隷属なき道』(ルドガー・ブレグマン、文藝春秋、2017年)にその答えはありました。【めくれバ!/気になるみんなの休み方】

2017.12.19 文章 / 和田由紀恵

かつて、2030年は余暇であふれると予言されていた

新幹線で2時間半ほどかかる夫の実家へは、お盆と正月の年2回の帰省が、我が家のここ数年の定番となっています。有給休暇がたっぷりと残っているはずの夫ですが、希望通りに休暇を取得できるかどうかは微妙な状況のようです。実家でゆっくりしたい、故郷の空気を吸いたい、友人に会いたい、親にゆっくり孫の顔を見せたい……。平凡ながら、まっとうで切実な望みを抱えて、ため息をつきながら今日も職場へと向かっています。

それにしても、なぜ「休めない」のか。そう思いながらめくった本書には、衝撃的な事実が書かれていました。

本書によれば、かのケインズは「2030年には人々の労働時間は週15時間になる」と予測していました。ケインズだけでなく、かつての思想家たちは、未来の世界が余暇であふれていることを信じて疑いませんでした。技術革新とともに、人々の生活がどんどん豊かになっていった当時は、労働時間も短くなっていきました。その延長線上にあるはずの未来では、労働時間が限りなく短くなることは当然の帰結だったのです。

思想家たちは「働くことはエリート階級の特権となり、大部分の人々は強制的に余暇を過ごさなくてならなくなり、目標を見失って精神を病む」未来を危惧していました。

にも関わらず、余暇にあふれる未来に生きているはずの私たちは、全く余暇にあふれていません。なぜなのでしょうか。

詳しいことはぜひ本書を読んでいただきたいのですが、結果的に社会は「消費を追求する世界」へと進み、そのために「もっと働く」未来がやってきたのです。

くだらない仕事の価値が高いという逆転現象

「もっと働く」未来に生きる私たちに、著者はさらに衝撃的な事実を突きつけます。おそらく、みんなが何となく気づき、感じているであろう事実を。

デイビッド・グレーバー(文化人類学者)の「くだらない仕事という現象について」という論文を引用し、著者はこう指摘しています。

「くだらない仕事」に邁進することこそが、働きすぎの原因である。

ここで言う「くだらない仕事」とは、有形の価値を作り出さず、価値を移転もしくは破壊している仕事を指しています。有り体に言ってしまうと、銀行や投資業、法律家、税理士をはじめとしたサービス業のことです。ハーバード・ビジネス・レビューが行った専門職を対象にした調査では、半数の人が自分の仕事を「意味も重要性もない」と感じているといいます。

正直なところ私も、仕事をしていて「何も生み出さない虚しさ」を感じることはよくあります。今やっているこの仕事が「果たして何かの価値を生み出しているのか」と考えることもあります。

皮肉なことに、世の中を覆っている「くだらない仕事」は、報酬の高い、人気のある職業です。虚しい、あるいは価値を破壊する仕事に人々が殺到して、人生の大半を占める時間が費やされ、価値を創り出す仕事や人生で大切にしたいものがなおざりにされています。バブルの頃のように、私たちは自分たちで自分たちの時間を奪う、奇妙な熱に浮かされているのかもしれません。

さて、くだんの夫が休暇取得のために奔走しなければならないのは、「くだらない仕事」に時間を取られているせい、という可能性は大いにあります。おそらく本人もその自覚はあるのですが、だからと言って仕事を投げ出すわけにはいかないのが、現実というもの。大切な人と過ごす余暇を大事に思う夫と迎える未来が、「くだらなくない仕事」にこそ価値を見出す時代になっていてほしいものだ、と思っています。

『隷属なき道』の書籍情報

書名:『隷属なき道』
著者: ルトガー・ブレグマン (訳)野中香方子
初版発行: 2017/5/25
出版社: 文藝春秋
価格: 1620円(税込)
サイズ: 単行本
頁数: 308ページ
ジャンル:社会学
読了目安: 5時間
ISBN:978-4163906577

WRITER

編集者・ライター

和田由紀恵

「休暇」に焦点を当ててご紹介した本書ですが、ベーシックインカムやGDPなど、今こそ考えておきたい、非常に興味深いテーマが本流です。著名な経済学者ハイエクの著書、『隷属への道』からヒントを得た邦訳の堅苦しいタイトルには、良い意味で期待を裏切られる、非常に読みやすい内容です。年末年始にぜひ読了をお勧めしたい良書です。

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