職場で放置の記事2018.03.28
放置にめげないで
転職初日は放置されているのが普通です|転職活動のすべて
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2018.03.28 文章 / PARAFT編集部
やり気満々なのに仕事を指示してくれない…
・指導役として先輩が1人、ついてくれることになったが、その先輩がまともに指示してくれない。
・配属されたグループのメンバーがみんな外回りに出てしまい、教えてくれる人がいない。
・上司から「これ、やっておいて」と頼まれたけど、どのようにやるのか、具体的な指示がもらえない。
早く仕事を覚えて職場にとけ込みたいのに、これはイヤですよね。
仕事できていないと、なんだか給料泥棒みたいで、まわりに申し訳ない感じもしてきます。
残業があるわけでないので、みんなよりも先に帰ることになるでしょう。それもちょっと申し訳なく感じることです。
でも、めげないでください。
放置されることも、転職初日にはある程度、想定内のこととしておきましょう。
転職初日は放置されているのが普通なんだ!
そのくらいに開き直っておいたほうが、気が楽かもしれません。
放置されたら、次のように、手を打っていくといいでしょう。
慌てないで粛々と進めていきましょう!
▼ まず放置される理由を見極める
まず大事なのは、放置された場合に、なぜそうなっているのか理由を見極めることです。
理由としては、次のようなことが考えられます。
① あなたを即戦力としてみていて、勝手に動いてくれると期待している
これがとても多いです。
「仕事とは自力で覚えるものだ」というカルチャーを残す企業も結構あります。
新しい職場で、上司や同僚と言葉をかわすなかで、こんな感じでみられているのかどうかチェックしてみましょう。
いきなりひとりでできるわけないだろ!と思うのも無理もないのですが、このように期待されているなら、指示を待たず、自分から動いていく必要が出てきます。
② 忙しすぎて、あなたに教える余裕がない
これもよく起きるパターンです。
新しい職場でまわりを見回し、上司や同僚たちがそんな多忙な状態なのかどうかチェックしてみましょう。
もし本当に忙しすぎるようなら、あなたはその状況を理解した上で、ある程度、自力でキャッチアップしていく必要が出てくるでしょう。
③ 新しい職場の人たちがあなたを歓迎していない
ごくまれに、こういうこともあるでしょう。
その場合は、会社のなかの誰かがそんな無神経な職場を変えるために、あえてあなたを採用したというケースが考えられます。そうであれば、誰がどうしてあなたを求めているのか、状況を解明していかなければいけません。
もっと、まれに、会社のなかの誰もあなたに期待していないというケースがあるかもしれません。そうであれば、そんな会社にずっといていいのかどうか、判断する必要があるかもしれません。
ただ、ここからがとても重要なのですが、こうした判断はすぐにするべきではありません。
もしかしたら、数カ月もするうちに自然に仕事を覚え、気がつけば、みんなと一緒にうまくやっていけるようになっているかもしれません。
あまり早くに決めつけないように、冷静にいきましょうね。
状況別!職場の放置状態から脱却する法とは
▼ ①自力で覚えることを求められている場合:まずは情報収集から
あなたを即戦力とみなしていて、勝手に動いてくれると期待している職場だったら、待っていても事態は打開できません。ここは自分から積極的に動いていくように心がけましょう。
まずは情報収集が必要です。上司や先輩、後輩たちに自分から質問して、自分は何をやるべきか探っていきましょう。取引先に同行させてもらい、ノウハウを学ぶのも重要です。
集めた情報をどんどんメモしていってください。毎日コツコツと情報を増やし、自分の働き方を明確にしていきましょう。
最初は「人まね」をしていきましょう。そのうちにあなた自身の工夫を加えて、あなたらしい仕事にしていきましょう。
▼ ②まわりが忙しすぎる場合:手伝うところから広げていこう
もしみんなが忙しすぎて、あなたに教える余裕がない職場だったら、まずは、忙しい仲間を手助けするところから始めましょう。
ポイントは足を引っ張らないことです。手伝うどころか、仕事を余計に増やしてしまうようなら、歓迎してもらえません。
最初はまわりはよく観察しておき、どんなことなら自分でもできそうか、相手に歓迎されそうか見極めて、効果的な手伝いをしていきましょう。
手伝っているうちに、仕事を学び、もっと手伝えるようになっていきましょう。その過程で仲間意識も芽生えてくるかもしれません。知らないうちに、みんなで仕事する関係が構築できればいいですね。
ときには長期戦の構えも必要
もし職場のみんなから歓迎されていない気がしたら、前述のとおり、早合点はせず、しばらく様子をみてみましょう。
この場合は、長期戦の構えが必要です。
まずは自分のできることを探し、できることを一生懸命にやり続けましょう。あなたのその様子を見て、だれかが声をかけてきてくれるかもしれません。
時間をかけて職場の状況をウオッチし、これから先のことを考えていきましょう。
もし誰かがあなたを必要としていると感じたら、その人とじっくり話す必要がありそうですね。
そうではなく、本当に求められていないようであれば、決断を迫られることでしょう。その場合も、いちばん信頼できそうな人に声をかけ、相談に乗ってもらいましょう。そのうえで、再度の転職も含めて次の手を打っていきましょう。
もちろん、これはあくまでも滅多にあることではないでしょう。
くれぐれも早合点しないように気をつけましょうね。

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編集部チーム
PARAFT編集部
新卒採用と違って、中途採用の場合は、多かれ少なかれ、職場で放置状態になることはあります。そうなったとき、あまり慌てないようにしましょう。だれだって、その状態からスタートする。そのくらいに思っていましょう。結局は時間が解決してくれることでしょう。粘り強く、新しい居場所を開拓していってください。
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