嫌われる言動の記事2018.12.25
転職先で成功するためには
転職の成功ポイントは態度! 振る舞いに気をつけ職場に溶け込む
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2018.12.25 文章 / PARAFT編集部
転職を成功させるために、前の会社の話は控える
そんなことって、転職先の会社に出社してから、結構あるものです。
ソフトランディングしたいのに、自分で自分の足を引っ張ってしまうようなものです。
具体的に、どのような言動が嫌われるのでしょうか。
▼ 前の会社と設備や福利厚生面の比較をする
知らず知らずのうちにやりがちなのが、これです。
たとえば、次のような具合です。
・前の会社では大きな社員食堂があって、メニューも充実していたなどと自慢する
・前の会社では保養所や提携するホテルがたくさんあって、よく利用していたなどと自慢する
・前の会社では社員旅行で海外に行っていたなどと自慢する
本人は別に自慢しているわけでなくても、比較されたら、まわりの人たちは「こいつ、自慢している」と受け取ってしまうものです。
ついついやってしまいそうなことですので、こうした話題が口をついて出てこないように、しっかり封印しておきましょう。
▼ 職場になじまない服装・身なりで出社する
前の会社で服装が比較的自由だったので、その感覚を引きずってラフなスタイルで出社するなど、これまでの習慣から脱皮しない転職者も見かけられます。
これも、ある程度はやむを得ないかもしれません。
どういう服装や身なりが新しい職場にふさわしいか、わかっていないうちは、上司や同僚たちも目をつむってくれる部分があるでしょう。
けれども、適応していこうとしないと問題となりますので気をつけましょう。
▼ 前の会社の仕事のスタイルを曲げようとしない
同業他社に転職した場合などに見受けられますが、自分の仕事のやり方が確立しているのでそれを曲げようとしない人がいます。これもまわりの上司や同僚たちに不快な思いをさせることがありますから注意しましょう。
転職したら、まずはその新しい会社のやり方を素直に学びましょう。その上で、これまでのやり方を踏襲して問題なければ、自分のやり方をミックスしていきましょう。そんな段取りを踏むことが求められます。
▼ 前の会社の悪口を言う
これもよくあることですが、前の会社に何らかの不満を持って転職してきた人のなかには、前の会社の悪口を言う傾向があります。前の上司のことを酷評する人も見受けられます。
これも新しい職場の仲間たちに嫌われる言動ですので、控えるようにしましょう。
悪口を聞かされて、気持ちよく思う人はいません。仲間たちに不快な思いをさせないようにしてくださいね。
転職の成功のためには謙虚さも大事
▼ 年下の場合にタメ口で話す
いちばん多いのは、これです。
状況次第では問題ないかもしれません。会社によっては、タメ口のほうが自然な場合もあります。
ただ、新しい職場であなたはいちばん新参者であるということを忘れないようにしましょう。
どんなに相手が年下でも、その職場では先輩です。まずは、ある程度、ていねいな言葉遣いで接するところから始めたいものです。
▼ 横柄な態度で仕事の説明を聞く
同僚が仕事について教えてくれたら、「ありがとうございます」のひと言を忘れないようにしましょう。
教えてもらうのが当たり前というような姿勢でいたら、相手は教えたくなくなります。
わからないことがあったときに、自分のいるところまで相手を呼びつけるようなことはもってのほかですので絶対にやめましょう。
▼ マイペースのまま、とけ込もうとしない
ランチや飲み会に誘われても、すべて断るなど、新しい職場の仲間になじもうとしない転職者がときどき見受けられます。
余裕がないときに、知らず知らずのうちにこうなってしまっていることが多いようです。
これも避けたいところです。
同僚の誘いをすべて断っていたら、そのうちに誘ってもらえなくなります。
そうなると、いつのまにか孤立していくおそれもありますので気をつけてください。
▼ 電話に出ようとしないなど、職場での最低限の仕事に加わらない
転職したばかりで余裕がないときには、与えられた仕事をこなすことだけでも精一杯。ほかの仕事にまで手が回らない……。
そんな状況になりがちです。
けれども、新しい職場で、みんながやっている最低限の仕事にはきちんと加わるようにしてください。
たとえば、電話がかかってきたときに、出るのが当然とされているときには電話に出てください。
多くの場合、電話をとっても、どう対応していいかわからない状況だと思います。
それでも早めにまわりの人に聞いて、電話対応ができるようになっていきましょう。
小さなことですが、おそらくはとても大事なことだと思います。
大企業にいた人が転職を成功させるために気をつけたいこと
大企業に勤めていた人が中小企業やベンチャーに転職したとき、それまでの大企業の習慣を引きずって、新しい仲間に嫌われることがしばしばあります。
これも上司や同僚からすれば、とけ込んでいないと見られがちですから、発想を切り替えるようにしてください。
大企業では、たとえば、次のようなことが当たり前かもしれません。
・有給休暇の権利を当たり前のように行使する
・移動にタクシーを利用して、その料金を会社に請求する
・すべて上司の指示がなければ動かない(上司の指示を受けて初めて動く)
これまでの職場ではだれもが当たり前にしていたことかもしれませんが、中小企業などでは現実には当たり前でないかもしれません。
有休をどんどん取得していったら、人手が足りなくなって仕事がまわらなくなるかもしれません。
タクシー利用なんて基本的に認めていないという企業も多いはずです。
中小企業やベンチャーでは現場の判断でスピーディーに動くことが求められるのに、なにかと上司の指示を待っているようでは、上司も同僚もいらついてくるでしょう。
転職先企業の状況を察し、空気を読んで、まわりに受け入れてもらえる行動をとっていきましょう。
▼ 転職活動を無事行う
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PARAFT編集部
転職先で嫌われるかどうかは、かなりケース・バイ・ケースの面があります。もし転職先の職場で、まわりの人たちがあなたの前職での経験に学びたいと考えているとしたら、ときには積極的に前職での経験を話したほうがいいかもしれません。要は、空気を読みことですね。ソフトランディングできるように、ご健闘を祈ります!
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