マイナス思考でも人生はうまくいく!の記事
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2018.11.20
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マイナス思考でも人生はうまくいく!の記事2018.11.20
マイナス思考が逆にいい
できない自分を認める力を読んで自分に合った働き方をしよう
keyword: マイナス思考でも人生はうまくいく! できない自分を認める力、友末 亮三 めくれバ 働くことの意味を見つめなおす本 高田 机上
2018.11.20 文章 / 井上慧太朗
プラス思考でなくても生きていける?
世の中は、プラス思考の言葉で溢れています。「プラス思考で乗り切ろう」「新しい仕事に挑戦できる喜び」「落ち込んでもしょうがない。プラス思考で切り替えよう!」
著名人の言葉や本、Twitterなどで前向きな言葉を見かけると思われます。
仕事で成功する、自分が掲げた目標を達成する、今よりも成長する。そのためにプラス思考をしている方はいるかと思われます。現に僕もそうでした。
無理矢理プラス思考にして、がむしゃらに働く。そんな働き方、正直疲れませんか?
正直しんどいプラス思考よりも、心に浮かぶマイナス思考を否定しない。本書ではマイナス思考を肯定することで、働き方や生き方を変えるきっかけをくれますよ。
▼ 思えば自分は「似非プラス思考」だった
今思うと、僕は似非プラス思考人間でした。特別マイナス思考でなければ、天然のプラス思考でもない。巷に溢れる、「プラス思考=いいこと」を疑問なく信じ、気が付けばプラス思考を演じていたのです。
その辛いこと!
本音では「違うんだよなぁ」って思うことも、無理矢理プラス思考で考えることがありました。特に仕事面では無理矢理プラス思考をして、自分を鼓舞していたのです。
「この仕事は大変だけど、自分にとってプラスになるんだ!」
「難しいけれど、乗り越えることで自分を成長させられる」
「辛くても前を向こう!」
そんな似非プラス思考を、仕事においてしていたのです。
▼ 合わないプラス思考がダメージに
もしあなたが天然のプラス思考のなら、まったくもって問題ありません。
ですが僕のようにプラス思考を演じて仕事をしているなら、気が付かないうちにストレスを重ねているはず。
僕の場合、合わないプラス思考をすることで仕事がうまくいったことは少なかったです。むしろ自分自身にプレッシャーを与え続け、心労が増える。結果、ダメージになっていたことの方が多かったです。
がんじがらめになった自分は、最高のパフォーマンスを発揮できなかったこともありました。
▼ マイナス思考がカギ!
この本に出会うまでは、
プラス思考:〇
マイナス思考:×
と考えていました。
ですが、仕事や人生をうまくいかせるためのヒントはマイナス思考にあったのです。
マイナス思考がプラスに!
著者の友末亮三氏曰く、“人間は誰もが不思議な力を持っており、どん底にとどまってしまうことはあり得ないのです”(本文より引用)としています。
一度落ちるところまで落ちて開き直ったり、諦めたりする。葛藤を得ることで、真のプラス思考になれると筆者は考えています。
そのためには何をすればいいのか?
答えは、嫌な気持ちやマイナス思考をちゃんと認めること。無理矢理プラス思考を演じるのではなく、マイナス思考の部分を認めることが、良い結果をもたらすと書かれています。
▼ マイナス思考は「アリ」
本書ではマイナス思考は消すものではなく、受け入れるべきだと定義しています。受け入れることで心に余裕を持つことができ、ストレスも軽減されます。
マイナス思考は捨てた方がいいと思っていた自分にとって、目から鱗です。試しに自分のマイナス部分である、「人に嫉妬する」を受け入れてみました。
自分は人にめちゃくちゃ嫉妬する!するんだ!他人が羨ましくてしょうがない!
マイナス部分を認めることで、ちょっぴり心が軽くなりました。それにマイナス思考を受け入れると、不思議とプラス思考を演じていた時よりも、「なんだか頑張れそう」と前向きになれたのです。
▼ まとめ
【自分に合った考え方で働こう】
この本に出会うまでは、「仕事ができる人=プラス思考」の人というイメージがありました。プラス思考だからバリバリ働いて、結果が出る。仕事で成功するためには、プラス思考でなくてはいけないんだと、いつの間にか考えていたのです。
プラス思考は、全部がダメだというわけではありません。大事なのは、プラス思考が自分に合っているかどうかということ。プラス思考が合っていないのに、「プラス思考にならなくては!」と頑張っても意味がありません。
僕は似非プラス思考により、仕事を詰め、前向きな自分を演じていたりました。その結果、ストレスを蓄積し過ぎたのです。
【マイナス思考が道を開く】
もし無理にプラス思考をしているのなら、むしろマイナス思考な自分を認めてあげる。それで開ける道もあるよと、本書は教えてくれました。
この本を読んだおかげで、仕事の時に自分自身で与えていたプレッシャーやストレスが、軽減されました。
「マイナス思考でもいい」ということが心を軽くし、自分の働き方のヒントをもらうことができたのです。
本書ではその他にも、働き方を見つめなおす手がかりがさまざま書かれています。働き方に悩んでいる方は本書を読んでみませんか? 心が軽くなり、前よりもむしろ働きやすくなりますよ。
『マイナス思考でも人生はうまくいく! できない自分を認める力』の書籍情報
著者: 友末 亮三 高田 机上 共著
初版発行: 2017/6/10
出版社: 実業之日本社
価格: 1,404円(税込)
サイズ: 単行本(ソフトカバー)
頁数:159ページ
ジャンル:自己啓発
読了目安: 2.5時間
ISBN: 978-4408456140
WRITER

井上慧太朗
『マイナス思考でも人生はうまくいく! できない自分を認める力』を読んでから、以前よりも心に余裕を持つことができました。 まさかマイナス思考を受け入れることで、プラスに転じるとは……。夢にも思っていなかったです。 仕事においては、できないことは割り切るようにしました。すると、できることへの集中&たくさん手を出してどれもダメになる! ということがなくなりました。 良い本をチョイスした自分を褒めてあげたい。
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