ベンチャーの記事2019.06.09
ベンチャーに転職する選択肢
ベンチャーに転職するメリットは? 自分らしい働き方を実現
keyword: ベンチャー 転職 大企業 メリット デメリット
2019.06.09 文章 / PARAFT編集部
ベンチャーに転職するメリットとデメリット
出典:アマナイメージズ
▼ ベンチャーに転職するメリット
ベンチャーに転職するメリットは以下の点が挙げられます。
・社員が少数なので経営に近い
・個人の裁量が大きい
・仕事の幅が広い
・会社の成長と自分の貢献度が比例するので、手応えがある
・スピード感がある
ベンチャーに転職することで、仕事の幅を広げたり、大企業で培ったスキルをさらに磨いたりすることが可能になるでしょう。経営にかかわる機会が得られやすいこともメリット。会社の成長への介在価値を感じやすいため、ベンチャーに転職、活躍することで大きなやりがいが得られます。
▼ ベンチャーに転職するデメリット
次に、ベンチャーに転職するデメリットを見ていきましょう。
・経営状況に左右される
・経営者の価値観に合わないと大変
・福利厚生や制度面が整備されていない
・社会的信用が大企業に比べて薄い
ベンチャーでは、社員と経営層との距離がかなり近くなります。入社したものの、経営者の価値観を理解できないとなれば、働きがいを見出せなくなってしまうかもしれません。経営状況が変わりやすく、良くも悪くも左右されやすいという側面もあります。
ここに挙げたデメリットは、すべてのベンチャーに当てはまるわけではありません。例えば誕生日休暇など、ユニークな福利厚生を備えたベンチャーもあります。また、転職時に制度が整っていなくても、社員からの働きかけで、あとから整備されるケースも。さらに制度として確立はしてなくても、社員個人のプライベートや事情を理解し、例外的に在宅勤務などを認めてくれるといった柔軟な対応もベンチャーならではといえます。転職先を決める前に企業HPを見ておけば、自分のマインドに合いそうかどうかチェックできるだけではなく、面接対策として役立てることも可能です。
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ベンチャーへの転職で求められるスキルとマインド
出典:アマナイメージズ
▼ ベンチャーで必要なスキルとマインド
ベンチャーに転職するなら、以下のようなスキルを発揮し、自発的に動く力が求められます。
【求められるスキル】
・自律して業務を遂行する力
・マネジメント
・提案力
ポジションにかかわらず自発的に提案する風土を大切にしているベンチャーが多くみられます。これまで上司の指示の通りに働いてきた方は、転職後にギャップを感じるかもしれません。
【求められるマインド】
状況に応じて変化しながら成長する適応能力を求められるのも、ベンチャーの特徴です。会社の変化に対応できるような柔軟な思考を持つことが大切です。
・変化を楽しめる心
・組織のビジョンへの共感
・マルチプレイヤーとして働く
・不確実なことも何とかなる、何とかしようという気持ち
・好奇心を持つ
転職前の環境と比べ、「その時々で言っていることが違う」と嘆くのではなく、「変化を楽しみながら会社と共に成長していこう」という前向きな思考が好まれます。
▼ 大企業出身者だから提供できる価値
大企業で培ったスキルや経験はベンチャーに転職後、仕事に活かすことができるでしょう。下に挙げたようなことを、ベンチャーは大企業出身者に期待しています。
・平準化したビジネススキル
・業界知識
・組織運営の知恵
・コミュニケーションや調整力
・リスクヘッジ
大企業では当たり前に感じるようなことが、ベンチャーに転職すれば立派な武器に。転職前に培った価値をベンチャーで発揮しましょう。
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ベンチャーへの転職の前に、自分が何を実現したいのかを考える
出典:アマナイメージズ
▼ 環境は関係ない。自分らしい働き方を実現しよう
多様な働き方が広まりつつある今、大企業からベンチャーに転職する人や、ベンチャーから大企業に転職する人が増えています。大企業からベンチャーに転職する理由は人それぞれ。もちろん、新卒から定年退職まで1社でコツコツ頑張るというのもひとつの道でしょう。
しかし、企業の寿命は人の寿命より短いことを考えると、社内でのみ通用するスキルしかないというのはリスクがある働き方かもしれません。
かといって、すべての人がベンチャーへ転職したほうが良いかというと、そうとも言い切れません。たとえば製薬開発など、充実した研究施設で働いている人が、わざわざ設備の整っていないベンチャーに転職することはないでしょう。
キャリアを築くうえで大切なことは、勤め先の会社規模ではなく、「自分の理想とする働き方を実現できるかどうか」でしょう。大切なのは環境ではなく、自分自身が求める働き方を明確にすることです。
また、働き方は生涯ずっと変えなくて良いものではなく、結婚や子ども誕生、親の介護などライフステージごとに見直すべきものです。20代の独身時代の働き方がずっと続けられるとは限りませんから。今すぐに転職したい訳ではないという人も、5年後〜10年後の自分のライフプランに合わせて、無理なく続けられる働き方についても考えてみてはいかがでしょうか?
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PARAFT編集部
ベンチャーへ転職した後は、同僚に対し前職がベンチャーだったのか、大企業だったのかいちいち気にしなくなるはず。大切なのは「自分らしく働ける環境を選ぶ」ことではないでしょうか。ベンチャーへの転職を検討している方は、ぜひ、はじめの一歩を踏み出してみてください。