年齢制限の記事2020.12.09
フリーランスエンジニアの年齢
スキルがあればフリーランスエンジニアに年齢は関係ない!
keyword: 年齢制限 40代 何歳まで 限界 フリーランスエンジニア
2020.12.09 文章 / PARAFT編集部
フリーランスエンジニアに年齢が関係ない理由
この説を聞くと、エンジニアとして働くこと年齢制限があるかのように思えますが、実際そんなことはありません。
管理職への昇進など、キャリアアップにより現場のエンジニアを離れる方はいますが、35歳以上でも活躍し続けるエンジニアはたくさんいます。
フリーランスエンジニアも例外ではなく、年齢に関係なく活躍し続けることが可能です。
若手が求められる業界が多い中、エンジニアはなぜ年齢に関係なく活躍し続けることができるのでしょうか。それは以下の2つの理由があります。
- エンジニアは年齢よりもスキル重視
- ITエンジニアの慢性的な人手不足
それでは、順番に解説していきます。
エンジニアは年齢よりもスキル重視
エンジニアは年齢よりもスキルが重視される傾向にあります。
未経験であれば、教育を視野に入れた採用となるため、これから先長く働ける若者が有利です。
しかし、エンジニアとしての経験を積んだ方であれば、年齢が高くても積極的に採用されるでしょう。
ましてや、フリーランスエンジニアであれば、教育の必要がある若い未経験者よりも、即戦力になれる経験者の方が貴重な人材となります。
最近では、新卒で入社した会社を3年以内に辞める割合が3割にのぼるなど、転職が当たり前の世の中になりつつあります。
そのような風潮からか、以前よりも年齢を意識して採用する企業が減ってきています。
現代では、30代・40代を超えても積極的に転職活動をする人も珍しくありません。
少し前には、トヨタ自動車の豊田章男社長による「終身雇用難しい」という発言が大きく取り上げられ話題になりました。一つの会社で定年まで勤め上げる「終身雇用」は、すでに崩れつつあります。
この世の中の流れが、会社に縛られない「フリーランス」という働き方をどんどん拡大させるでしょう。
40代・50代の方でも、スキルさえあれば会社に属さずフリーランスエンジニアとして活躍できるようになるはずです。
ITエンジニアの慢性的な人手不足
ITニーズの拡大により、IT関連市場規模は拡大し、今後も広がりを見せると予想されています。
それに伴い、IT人材の需要も高まり続けていますが、ITエンジニアは慢性的に人手不足の状態です。
2018年から2019年にかけて行われた経済産業省の調査によると、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予想されています。
そもそも、ITエンジニアが慢性的な人手不足となった原因は何なのでしょうか。
まず、1番に考えられるのがITエンジニアという仕事のネガティブイメージです。
少し前まで、ITエンジニアと言えば3K(きつい・帰れない・給料安い)の代名詞でした。
実際に、「残業が当たり前」「納期前は徹夜」というブラックな働き方をしてきた方もいるでしょう。
しかし、最近では働き方改革の波からITエンジニアの現場も昔とは変わってきています。
2020年に行われた「高校生のなりたい職業ランキング」ではシステムエンジニア・プログラマーが男子高校生のなりたい職業2位にランクインしました。
今の若い世代にとって、ITは身近な存在であることから、人気が高まっていることが予想されます。ドラマなどの影響もあり「ITエンジニア=かっこいい」というイメージをもつ若者も多く、3Kのネガティブイメージは払拭しつつあると言えるのではないでしょうか。
しかし、多くの若者がITエンジニアになったとしても、若い世代は経験が少ないため即戦力としては不安が残ります。そんな時に、必要とされるのは、40代・50代のベテラン世代です。
若い世代を教育できるような豊富な経験を持った40代・50代のエンジニアは重宝される人材となるでしょう。
ITエンジニアの慢性的な人手不足を解消するのは、若者を教育する世代であるベテラン層が鍵となっています。
40代50代でも活躍するフリーランスエンジニアの特徴
- 確かなスキルを持っている
- マネジメント経験がある
- 案件実績が豊富
それでは、順番に解説します。
確かなスキルを持っている
フリーランスエンジニアにとってスキルは何よりも大切です。
多くの経験から幅広い技術を身につけていれば、対応できる案件の幅が広がります。
「どんな言語でも対応できるエンジニア」であれば、仕事に困ることはないでしょう。
また、特定の分野を極めたスペシャリストとなることも有効です。
「この技術に関してはあの人に聞けば間違いない!」と思われるような信頼できる人材となれば、40代・50代になっても第一線で活躍し続けられるでしょう。
ただ、スキルといっても技術力さえ高ければ良いというわけではありません。
案件のスケジュール管理等の自己管理能力や、クライアントとのコミュニケーション能力など、仕事に必要なスキルは多岐に渡ります。
会社員として培ったスキルは必ずフリーランスとして働く上で役に立ちます。
自分にはどんなスキルがあるのか考え、足りないスキルを補うことが大切です。
マネジメント経験がある
ITエンジニアは個人主義であるかのように捉えられることが多い職業ですが、実はチームとして動くことが非常に大切です。
プロジェクトチームをうまく統率できるリーダーがいれば、プロジェクトを円滑に進めることができます。そのため、会社員時代にマネジメント経験があるフリーランスエンジニアは非常に重宝されます。
若い時は、開発のプログラミングスキルさえ高ければ活躍できる場面も多くありますが、年齢を重ねるごとにエンジニアとしての役割は広くなっていきます。
40代・50代のベテラン世代は、リーダーシップを持って若い世代を教育し、マネジメントできるような人材となることが重要です。
また、開発経験だけでなく、要件定義や設計といった上流工程の経験も重視されるようになります。
40代・50代になっても活躍しているITエンジニアは、プロジェクトに広く携われる人材であることが一つの特徴です。
様々な役割の経験を積んでおくことで、フリーランスエンジニアとしての活躍の場が大きく広がります。
案件実績が豊富
クライアントは、できるだけ案件実績が豊富なエンジニアに依頼をしたいと考えています。
多くの場合、クライアントがフリーランスエンジニアを募集する際には、「○○の開発経験必須」という風に条件を出している場合が多いです。
そのため、案件実績のない若いエンジニアより、案件実績が豊富なベテランエンジニアの方が有利となるのです。
経験のない若いエンジニアを雇って教育するほどの余裕がない企業もあります。
そんな中、たくさんの豊富な実績をもったベテランエンジニアは重宝されるでしょう。
また、多くの案件実績があれば、フリーランスエンジニアとして応募できる案件の幅も広がります。
実績さえあれば年齢に関係なく活躍し続けられるというのがフリーランスエンジニアの特徴です。"
いつまでも現役フリーランスエンジニアでいるためにすべきこと
実際、40代・50代という年齢で会社を辞めてフリーランスになるのは勇気が必要な選択ですよね。
フリーランスは会社員に比べると不安定な働き方となります。
年齢を重ねても、いつまでも現役のフリーランスエンジニアでいるためには、具体的にどのようなことをすればよいのでしょうか。
最新の技術を取り入れ続ける
ITの技術は目まぐるしく進歩を続けています。
40代・50代の人たちが若手だった頃と現在とでは、IT業界の常識も大きく変わっているのではないでしょうか。
年齢を重ねても、最新の技術に関する勉強を怠ってはいけません。
「経験があるから」とあぐらをかき、学習することをやめてしまったら、現役フリーランスエンジニアでい続けることは難しくなります。
40代・50代の方であっても、日々の情報収集や、勉強会への参加など日頃からアンテナを高く張っておくことが大切です。
若手に負けない最新の技術を常に取り入れ続けることで、年齢は克服できます。
幅広いスキルを身につける
いつまでも現役フリーランスエンジニアでいるためには、幅広いスキルを身につけることが非常に有効となります。
技術面で言えば、一つの言語に特化することももちろん大切ですが、時代とともに使われなくなる言語があるというのも事実です。
40代・50代の方達が若い頃はよく使われていた言語であっても、現在はほとんど使われていないという場合も多くあります。
幅広い技術力を持っていれば、様々な案件に対応することが可能です。
年齢を重ねても活躍し続けられるフリーランスエンジニアでいたいという方は、技術の幅を広げるということを意識すると良いでしょう。
また、コミュニケーション能力も侮ってはいけません。
エンジニアの中には、技術力は高くてもコミュニケーション能力が低いという方も一定数います。
フリーランスとして働く上で、コミュニケーション能力は必須となります。
一朝一夕に身につくものではありませんが、書籍やセミナーなどで鍛えることは可能です。
日頃から、対人関係を円滑にするスキルを身につけることを意識するようにしましょう。
エージェントを活用する
フリーランスエンジニアとして仕事を取る方法は大きく分けて3つあります。
一つ目は、自分で営業をして仕事を取るという方法です。一番スタンダードな方法とも言えますが、エンジニアとしての本業と並行して営業活動を行なっていく必要があるため、非常に大変です。また、営業をしても継続案件に繋がるとは限らないため、一番不安定な方法でもあります。
二つ目は、知人などのコネクションを使って仕事を取るという方法です。会社員から独立した方の中には、会社員時代のコネクションを使って継続的に案件を紹介してもらっている方もいます。しかし、現在コネクションがない方にとって、新たに仕事の人脈を1から形成するというのは非常に困難であるため、この方法は一部の人しか使えないかもしれません。
最後に、フリーランスエージェントを活用するという方法をご紹介します。フリーランスエージェントは、フリーランスとクライアントの間に入って案件を紹介してくれるサービスのことです。
キャリアのプロであるエージェントが、フリーランス一人ひとりのスキルを客観的に判断し、それぞれに合った案件を紹介してくれます。
エージェントが案件を紹介してくれるため、営業活動の必要もなくなり、本業に専念できるというのも嬉しいポイントです。
個人の人脈に関係なく、エージェントが持っている案件を継続的に紹介してくれるため、安定した仕事の受注が期待できます。
フリーランスエージェントはそれぞれ特徴があるため、各社を比較する中で自分に合ったフリーランスエージェントを見つけ有効に活用していくと良いでしょう。

![スキルがあればフリーランスエンジニアに年齢は関係ない!:r000020003560 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000020003560/kih6rikq0oz8ac8f603zn3ta.jpg)
フリーランスエンジニアの年齢
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳CAREER CHANGE┻
フリーランスエンジニアの年齢
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
今回はフリーランスエンジニアに年齢が関係ない理由についてお話しました。高いスキルと経験さえあれば、40代・50代の方でもフリーランスエンジニアとして活躍し続けることが可能です。今、会社員として働いている人もフリーランスにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。 IT系の職種としてフリーランスになる人は、PROsheetなどの専門のエージェントを活用することで、フリーランスとしてのスタートアップをサポートしてもらうことができます。今回解説をした内容だけではなく、案件の獲得方法やご稼働後のサポートを受けることができます。特にIT系の職種の案件が多くなっており、活用することで得られるメリットはたくさんあるので、まずは下記URLから登録面談にてお気軽にご相談ください。PROsheetの会員登録ページへ飛びます