フリーランスエンジニアの記事2020.11.25
未経験からプログラマーになる!
夢の実現に欠かせないポイントと、目指しやすい職種を紹介
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2020.11.25 文章 / PARAFT編集部
未経験からプログラマーになるために必要な4つのステップ
目標や将来像をはっきりさせる
あなたが「プログラマーになりたい」と思ったきっかけは、何でしょうか。せっかくプログラマーになるならさまざまなプロジェクトで活躍し、長く仕事を続けたいもの。一人前のプログラマーになるためにはまず仕事内容を理解した上で、何のためにプログラマーを目指すのか、目標や将来像をはっきりさせることが欠かせません。
加えてプログラマーにも、仕事の厳しさがあります。この点を知らないまま就職すると、つらいことが出てきたときに乗り越えられず、「やっぱりプログラマーはやめようか」ということになりかねません。
しっかりした目標があれば、つらいことも乗り越えやすいもの。まずはプログラマーのメリット・デメリットをしっかり理解することが重要です。その上でプログラマーという職業を選ぶ理由や目標、将来像を、人に説明できるまで深堀りするとよいでしょう。
プログラミング言語を選ぶ
プログラミングを学び、かつ実務に活かすまでの難易度は、言語により大きく異なります。もし難しい言語を選んでしまうと、途中であきらめてしまいかねません。あなたの夢が断たれるだけではなく、それまで費やした時間と費用が無駄になってしまいます。
未経験からプログラマーになるためには、以下の項目を備えた言語を選ぶことが重要です。
- 学びやすいこと
- 短期間で即戦力まで引き上げられること
- 多くのプロジェクトで使われ、エンジニアの需要が多いこと
上記の点を踏まえると、これから学ぶならばPHPやJavaScript、Pythonがおすすめです。いずれもフリーランスエンジニアの需要は高く、仕事に就きやすいことが特徴に挙げられます。
言語を学び、自分で書いて動かしてみる
プログラマーになりたいなら、言語の習得は欠かせません。採用されるためには本を読むことやネットで情報収集するだけではなく、実際にプログラムを書いて動かした経験が必要です。動作する成果物を作ることで、システム開発のプロセスや言語の特性を学べます。
幸いにも言語の学習は自宅のパソコンで進められ、開発環境も無償で入手しやすいことが特徴です。簡単なものでよいので成果物を作成し、ポートフォリオを作っておくとよいでしょう。
言語の学習には、さまざまな方法があります。書籍やインターネット上のコンテンツで学ぶ方法は安価ですが、独学となるため挫折する方が多いです。
特に難しい言語を学ぶ場合は、目標を達成する強い気持ちがあってもくじけてしまいがち。必ずマスターしたい方はプログラミングスクールなどを活用し、学びやすい環境づくりに力を注ぐことがおすすめです。
就職活動を行ない、案件を獲得する
いくら実力がある人でも、自ら「仕事をしたい」と意思表示しない限り、仕事に就き活躍することはできません。そのため動くプログラムを作成しポートフォリオを作成できたら、就職活動にも力を注ぐことが重要です。積極的に案件を探し、応募しましょう。
あなたが未経験なら、未経験者歓迎の案件を選ぶとプロジェクトに参加できる可能性が高まります。但し、未経験者が優先して採用されるとは限らない点には注意が必要です。
転職したいエンジニア向けに転職エージェントがあるように、フリーランスエンジニアとして働きたい場合はフリーランス向けのエージェントがあります。適切なアドバイスが受けられ、さまざまな相談にも乗ってくれますから、未経験から就職を目指すならエージェントの活用がおすすめです。
プログラマーが身につけておきたい4つのスキル
システム開発のスキル
システム開発のスキルは、プログラマーに必須の能力といえます。なかでも、プログラミングのスキルは重要です。そもそもプログラミング能力を武器としてプロジェクトに入るわけですから、まっさらの状態からプログラムを組めるスキルは当然求められます。
一方でプロジェクトは、新規開発にとどまりません。プログラマーは既存のコードを改修する業務に携わる場合も多いです。したがって他人が書いたコードを読み、処理内容を理解するスキルも欠かせません。
加えてプログラマーは、以下の業務に携わる場合も多いです。
- 詳細設計(プログラムを書くための指示書を作成)
- 単体テストなどのテスト業務
上記で記した業務についても、ぜひ理解しておきましょう。
コミュニケーションを円滑に取れるスキル
フリーランスのプログラマーは仕事の受注後、何らかの開発プロジェクトに所属する場合が多いです。チームの一員として開発の成功に尽力する必要があるため、コミュニケーションスキルは重要なスキルの1つに挙げられます。
以下の項目は、プログラマーに求められる代表的なコミュニケーションスキルです。
- 自分の状況や考えを、相手にわかるように説明する
- 不明な点は理解できるまで確認する
- 相手の話を正しく理解する
プロジェクトメンバーどうしの意思疎通ができないとバグが起こりやすくなり、品質低下や顧客満足度低下の原因となります。これは技術力でカバーできる内容ではありませんから、コミュニケーションスキルは欠かせません。
スケジュール管理能力
どのプロジェクトも顧客先から期限を設けた上で、有償で契約しています。納期の厳守は必須ですから、プログラマーにはスケジュール管理能力が求められます。
システム開発は日々の業務の積み重ねであり、試験勉強のように一夜漬けでなんとかなるものではありません。たとえば翌日にプログラミングを終わらせなければならないのに1週間遅れという状況を作り出すと、納期の遅れに発展する可能性が高くなります。これではあなたに安心して任せることができず、プロジェクトから外され仕事を失いかねません。
プログラマーには日々の進捗をチェックし、遅れが出ないよう工夫して業務にあたる姿勢が求められます。もし遅れが発生した場合はプロジェクトとして最善の手を打つためにも、早めに報告することが重要です。
新しい技術に興味を持ち、自ら学び取る姿勢
エンジニアの世界は日進月歩。とりわけフリーランスエンジニアは、技術で生計を立てる仕事です。そのため他の人から手取り足取り教えてもらわなくても、技術を自ら学び取る姿勢が必須となります。人に教えてもらうという時点で、周りから遅れていることを認識しなければなりません。
一方で新しい技術に興味を持ち、率先して試す姿勢を持つ方は成長しやすいといえるでしょう。「○○のことならあの方に聞け」といわれるような存在になれれば、貴重な人材として認められたことを示します。
特にフリーランスで働く場合は雇用される場合と異なり、上司からの指示・命令を受けないことが原則です。しかし、口うるさくいわれないことがメリットとは限りません。不況になった場合やプロジェクトに必要ないと思われた場合、契約終了となりやすいことは見逃せないデメリットです。
厳しい競争のなかで勝ち抜くためには、日々のスキル向上に努めることが欠かせません。
未経験でも採用されやすい3つの領域
- その言語のスキルを持つプログラマーが足りない
- プロジェクトへの参加に、必ずしも高いスキルが要求されない
上記に該当する領域は、3つあります。それぞれについて、特徴をみていきましょう。
フロントエンドエンジニア
Webの画面まわりを担当するフロントエンドエンジニアは、JavaScriptをよく用います。この言語は、習得の難易度がそれほど高くありません。またフリーランス向けの案件も、比較的多いことが特徴です。
このこともあり、未経験からの参入障壁は高くありません。仕事が得やすく、プロジェクトでの経験や実績を積みやすい領域といえるでしょう。
サーバーサイドエンジニア
サーバーサイドエンジニアはデータの検索や更新、計算など、企業の中核となる業務をつくる仕事。なかでもWebサービスやWebアプリは、最も需要が高い領域の1つです。
用いられる言語はさまざまですが、PHPなど難易度が高くない言語で書かれたサイトも多く稼働しています。PHPは長年使われている言語ですから、新規案件だけでなく保守案件も多いことが特徴です。駆け出しのプログラマーでも選択肢が多いことは、メリットの1つ。プロジェクトで経験を積み、ステップアップも可能です。
このように難易度が低く需要が高い言語を選べば、サーバーサイドエンジニアになるハードルは高くありません。
スマートフォンアプリの開発
スマートフォンアプリは多くの人に利用されるため需要も高く、プログラマーが求められる領域の1つです。かつては難易度の高い言語であるObjective-CやJavaが開発に使われており、簡単に参入できる領域ではありませんでした。しかし現在では以下のとおり、学習しやすい言語が主に使われています。
- iPhoneなどiOS向けのアプリには、Swift
- Android向けのアプリには、Kotlin
このためスマートフォンアプリの開発も、未経験者が参入しやすい領域の1つに挙げられます。Kotlinについてはスマートフォン以外の開発に使われている点も、見逃せないメリットです。

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PARAFT編集部
未経験からプログラマーになるには相応のスキルが求められることは確かですが、努力により身につけることが可能です。一方でスキルが高い方でも、需要がない言語や職種だと案件を取ることはなかなかできません。 これからプログラマーを目指す方は、業界のトレンドを押さえることが重要です。その上であなたがなりたい方向性を決め、適切な言語を選んで学びましょう。加えて仕事で評価されるためには、コミュニケーションやプロジェクト管理のスキルアップも求められます。 フリーランス専門のエージェントPROsheetの活用 IT系の職種としてフリーランスになる人は、PROsheetなどの専門のエージェントを活用することで、フリーランスとしてのスタートアップをサポートしてもらうことができます。今回解説をした内容だけではなく、案件の獲得方法やご稼働後のサポートを受けることができます。特にIT系の職種の案件が多くなっており、活用することで得られるメリットはたくさんあるので、まずは下記URLから登録面談にてお気軽にご相談ください。 PROsheetの会員登録ページへ飛びます