エンジニアの記事2021.01.18
エンジニアの年収は?
平均年収と稼げるエンジニアになるためのポイントを解説!
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2021.01.18 文章 / PARAFT編集部
エンジニアの平均年収はどのくらい?
エンジニアの平均年収はどのくらい?
実際、エンジニアの年収はいくらぐらいなのでしょうか?
ここでは下記の3つの観点から平均年収をご紹介します。
- 1、職種ごとの平均年収
- 2、言語ごとの平均年収
- 3、年齢ごとの平均年収
それぞれ見ていきましょう。
職種ごとの平均年収
まず、エンジニアとひと言で言っても、その種類は非常にたくさんあります。
今回はエンジニアと呼ばれる職種のうち、年収上位TOP10をご紹介します。
1 | システムアナリスト | 1,609万 |
---|---|---|
2 | ITアーキテクト | 975万 |
3 | システムコンサルタント(業務系) | 932万 |
4 | システムコンサルタント(ネットワーク・通信) | >807万 |
5 | パッケージ導入コンサルタント(ERP・SCM・CRM等) | 650万 |
6 | セキュリティコンサルタント | 638万 |
7 | ロジェクトマネージャー・リーダー | 638万 |
8 | プリセールス・セールスエンジニア | 609万 |
9 | システムコンサルタント(DB・ミドルウェア) | 583万 |
10 | システムエンジニア(パッケージソフト・ミドルウェア) | 567万 |
※マイナビ転職「2020年版 職種別 モデル年収平均ランキング」より抜粋
上記の通り、エンジニアの中でも職種によってかなり平均年収に開きがあることがわかります。
プロジェクト全体のマネジメントを行う立場など、 より上流工程に携わるエンジニアほど年収が高い 傾向にあるようです。
言語ごとの平均年収
次に言語別の平均年収をご紹介します。
1 | Go | 600万 |
---|---|---|
2 | Scala | 600万 |
3 | Python | 575.1万 |
4 | Kotlin | 575万 |
5 | TypeScript | >557万 |
6 | R | 574.8万 |
7 | Ruby | 550万 |
8 | Swift | 550万 |
9 | Perl | 525万 |
10 | C | 525万 |
※求人検索エンジン「スタンバイ」調べ
言語別の年収上位は、GoやPython、TypeScriptなど、 比較的新しい言語や機械学習などの分野で需要が高まっている言語 となっています。
年齢ごとの平均年収
続いて、年齢ごとの平均年収をご紹介します。
年齢 | 全体 | 0年目 | 1〜4年目 | 5〜9年目 |
---|---|---|---|---|
20〜24歳 | 313万 | 285万 | 333万 | 397万 |
25〜29歳 | 403万 | 329万 | 403万 | 437万 |
30〜34歳 | 497万 | 403万 | 427万 | 494万 |
35〜39歳 | 550万 | 421万 | 498万 | 507万 |
40〜44歳 | 609万 | 508万 | 575万 | 567万 |
45〜49歳 | 623万> | 328万 | 612万 | 548万 |
50〜54歳 | 682万 | 557万 | 687万 | 663万 |
※e-Stat「技術士の年齢別年収統計データ」より抜粋
どの職業にも言えることかもしれませんが、 年齢が上がるほど、勤続年数が上がるほど、平均年収も比例して高くなる 傾向にあるようです。
稼げるエンジニアの特徴を3つ紹介
- 1、常に学び、スキルをアップデートしている
- 2、需要の高いスキルを持っている
- 3、キャリアパスを明確に描いている
それぞれ解説していきます。
常に学び、スキルをアップデートしている
エンジニアとして需要の高い状態を維持するためには、常に最新の技術動向を把握し、スキルをアップデートし続ける必要があります。
新人時代に一度身につけた技術で一生食っていける職業ではないので、自ら学び、チャレンジする姿勢が求められる職業といって良いでしょう。
需要の高いスキルを持っている
常に学び続けるといっても、それが的外れなスキルでは稼いでいくことはできません。
先にご紹介した通り、年収の高い言語は、どれもトレンドで需要の高いものばかりであり、今では使われない技術だけど年収が高いということはまずありません。
例えば近年、機械学習の普及によりPythonエンジニアの需要が高まっています。
また、Google社が開発した新言語である「Go」も現場で盛んに取り入れられるようになり、急速に需要が高まっている言語であるといえます。
技術トレンドを逃さないためにも、 日々情報をインプットして自己研鑽に努める必要があります 。
キャリアパスを明確に描いている
エンジニアとして成長していく上で、「キャリアパス」を明確にすることは大切です。
自分は将来的にどんな方向に進んでいきたいのか、そのためにどんなスキルが必要なのか、いまの自分にはどんなスキルが足りないのかを分析し、明確にしておくことで、スキルのアップデートにおいても方向性が定まります。
そこへさらに市場のトレンドも踏まえた戦略を追加することで、将来的にも需要が高く、結果として高い年収を維持できるエンジニアになっていくことができます。
エンジニアとしてのキャリアパスを考える
エンジニアとしてステップアップしていくうえで必要な手順を5つご紹介します。
- 1、まずは現場での作業にコミット
- 2、必要とされるスキルを学ぶ
- 3、マネジメントスキルを身につける
- 4、フリーランスエンジニアとして独立
- 5、起業する
それぞれご紹介していきます。
まずは現場での作業にコミット
現在、エンジニアとして企業に所属している方は、いまの現場で成果を出すことが最優先です。
現場で成果を出すことで、社内での評価も高くなり、任せられる仕事の内容もより上流工程(マネジメント寄り)になっていくでしょう。
その中でしか経験できないことも多くありますので、現場での作業に目的をもってフルコミットすることは大切です。
必要とされるスキルを学ぶ
エンジニアとしてキャリアアップしていくには、やはり自ら学ぶ姿勢が大切です。
具体的には、仕事以外のプライベートの時間を使って、新しい言語の習得やプログラミングスキルの向上、資格取得などの活動を行っていく必要があります。
新たなスキルを学んでいくうえでは、市場のトレンドを掴むことも大事なので、エンジニアリング系のメディアを見る習慣をつけたりして、 需要の高いスキルを理解していきましょう 。
マネジメントスキルを身につける
現場では、グループやプロジェクトの管理を経験した人材の価値が高い傾向にあります。
ただ「プログラミングができます!」というエンジニアよりも、「マネジメントも経験があります。」というエンジニアの方が、プロジェクト全体を俯瞰した作業の進め方ができ、実際に管理する側からも重宝されやすいです。
現場で重宝されるということは単価も上がりやすいので、年収にも大きく影響してくるでしょう。
フリーランスエンジニアとして独立
現場で経験を積み、エンジニアとしてある程度習熟したタイミングで、フリーランスエンジニアとして独立するという選択肢もあります。
フリーランスエンジニアになるメリットとしては、以下のようなものがあります。
- 1、案件単位での契約となり、年収がアップする可能性が高い
- 2、参画する案件を選べるので、自分のキャリアプランに合わせた経験が積める
案件ごとの契約となることで、案件の単価がそのまま自分の売上となりますので、会社員時代の給与よりも高くなる可能性が高いです。
また、ある程度案件を選べるので、自分の進みたい方向性にあったプロジェクトに参画してどんどん技術を伸ばしていくことができます。
ただし、フリーランス独立には以下のようなデメリットもあります。
- 1、会社員と異なり、毎月の収入が不安定
- 2、仕事が必ずあるという補償はない
途切れることなく案件をもらえるエンジニアもいれば、案件が途切れてしまうエンジニアもいるのが実情です。
個人で営業をかけまくるのも一つの手ですが、限界がありますので、エージェントを利用するというのも有効な手段と言えるでしょう。
起業する
フリーランスとして独立し、さらに経験を積んだ後、自ら起業するというのも選択肢のひとつです。
経営者となり、企業としてシステム開発案件に携わったり、自社サービスを開発することで売上を伸ばし、会社が成長していけば、経営者である自分の年収も結果的にアップします。
ただし、いきなり起業したとしても、売上を上げられる見込みがなければ本末転倒なので、ある程度計画的に取り組む必要があります。

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