バックエンドエンジニアの記事2021.01.13
バックエンドエンジニアとは?
仕事内容や必要スキル、トレンドについて解説
keyword: バックエンドエンジニア サーバーサイドエンド フロントエンド 将来性 未経験
2021.01.13 文章 / PARAFT編集部
バックエンドエンジニアの特徴を紹介
バックエンドエンジニアの仕事内容
バックエンドエンジニアの仕事は、簡単に言えば システムにおいてユーザーから見えない部分(バックエンド)を作ること です。
大きく分けると以下の3つを行う役割になります。
- 1、サーバー構築
- 2、データベース構築
- 3、システムのサーバーサイドプログラム開発
それぞれ説明していきます。
サーバー構築
Webアプリケーションをはじめとする「クライアントサーバー方式」と呼ばれるシステム構成においては、システムを動かすためのサーバーが必須となります。
近年はクラウド化が進み、クラウド上のサーバーを使ってシステムを構築する事例も多くなっています。
作ったシステムを動作させるサーバーの構築・設定作業は重要な仕事になります。
データベース構築
大抵のシステムでは、データベースを用意してデータの蓄積、参照をする構成が採用されるため、データベースも重要になります。
バックエンドエンジニアは、データベースの構築・設定を行うことで、システムのパフォーマンスを最大限に引き出すという作業も担当します。
システムのサーバーサイドプログラム開発
最後に、クライアントからのリクエストを処理し、データベースとの通信をしたり、ユーザーの操作に対する結果をクライアントに返すための処理を行うサーバーサイドプログラムを構築するのもバックエンドエンジニアの大切な仕事になります。
データベースと同様、システムのパフォーマンスを良くするために、サーバーサイドでの処理も無駄なくプログラミングする必要があるため、技術を必要とする役割です。
バックエンドエンジニアの平均年収
続いてバックエンドエンジニアの年収を見て見ましょう。
バックエンドエンジニアの平均年収は300〜600万となっており、扱う言語やスキルレベル、参画する現場によって大きく開きがあるようです。
当然、スキルの高いエンジニアほど年収も上がっていきますが、PHPやRuby、Pythonなど、現在トレンドとなっている言語を扱えるエンジニアは年収が高くなりやすい傾向にあるようです。
類似エンジニアとの違い
バックエンドエンジニアとセットで紹介されるのが、フロントエンドエンジニアです。
フロントエンドエンジニアの仕事は、バックエンドとは反対に ユーザーが触れる部分(システムの見た目や操作の部分)を作ること です。
ボタンの色やパーツの配置など、ユーザーの操作性やわかりやすさを意識した設計を行い、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語を用いて開発を行います。
システム開発の現場では、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアがしっかりと認識共有を行うことが大切になります。
また、フロントエンド、バックエンド両方のスキルを持ったエンジニアをフルスタックエンジニアと呼び、開発の現場でとても重宝されます。
バックエンドエンジニアの将来性
その理由や同時に意識しておくべきことについて、それぞれ解説していきます。
Webサービスの普及に伴い需要が高まっている
近年のWebサービスの普及や通信の高速化などの影響もあり、今後もシステム開発の現場は盛り上がっていくことが予想されます。
システム開発において非常に重要な役割を担うバックエンドエンジニアの需要は間違いなく高くなり、自ずと年収も高くなっていくと考えられます。
フロントエンドの知識も身につけておこう
エンジニアとしてより価値を上げていくためにも、フロントエンドにも精通したエンジニアを目指すことをオススメします。
バックエンドの確かなスキルに加え、フロントエンドもこなせる人材になることで、通常よりも高い単価で仕事をすることができ、自身のキャリアアップにも繋がっていきます。
最新の技術動向に目を向けつつ、しっかりと需要の高いスキルを身につけていきましょう。
バックエンドエンジニアに必要なスキル
- 1、プログラミング言語およびフレームワークの知識
- 2、ミドルウェアやサーバーの知識
- 3、システム開発や運用・保守に関する知識
- 4、最新の技術を学び習得する意欲
順番にご説明します。
プログラミング言語およびフレームワークの知識
第一に必要になるのは、サーバーサイドのプログラミングを行うための言語、そしてフレームワークの知識です。
Web系のシステムであれば、PHPやRuby、Pythonといった言語がトレンドとなっており、フレームワークとしては、PHPならLaravel、RubyならRubyOnRails、PythonならDjangoなどがあります。
需要の高い言語やフレームワークを習得しておくことで、現場で求められるエンジニアになれますので、積極的に身につけていく必要があります。
ミドルウェアやサーバーの知識
システムを構築していく上で、言語だけでなくミドルウェアの知識も必要となります。
例えばWebサーバー製品で有名なのがApache、データベースならOracleというようにそれぞれ多数のミドルウェア製品が存在し、プロジェクトによって採用される製品も異なります。
これも言語と同様、頻繁に採用される製品をおさえておくことで、現場で活きるスキルとすることができます。
システム開発や運用・保守に関する知識
そしてシステム開発を進める上では、プロジェクトの進め方や設計手法などシステム開発に関する知識も必要です。
また、構築したシステムを運用していくうえで、メンテナンスやバックアップの設定など、運用に関わる知識も必要とされます。
バックエンドエンジニアは 広い範囲の知識が求められる職業 と言えます。
最新の技術を学び習得する意欲
最後に、バックエンドエンジニアとして活躍するために重要なのが、最新の技術を学んで習得していく高い意欲です。
エンジニア職は常に新しい技術が生まれる世界なので、一度勉強したら一生そのスキルで食っていけるというものではありません。
ニュースやメディアを通して最新の技術動向をキャッチしつつ、どんどん興味を持って学んで行くことが重要になります。

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