フリーランスの記事2021.04.08
フリーランスのマーケターとは
仕事の種類や案件に必要なスキルについて詳しく紹介
keyword: フリーランス マーケター とは 案件 探し方
- ①フリーランスマーケターの案件について
- フリーランスマーケターの案件の種類
- マーケティング案件の相場感 ②フリーランスマーケターに必要なスキル・知識
- Webマーケティングに関連する知識
- コミュニケーション能力
- 分析力・問題解決力 ③マーケターとして案件を探す方法
- フリーランスエージェントを活用
- 未経験からマーケターになりたい方は まとめ:マーケティングはどの仕事にも活用できる
2021.04.08 文章 / PARAFT編集部
フリーランスマーケターの案件について
しかし、デジタルマーケティングの分野にもさまざまな種類の仕事があるため、具体的にどのような仕事があるのかイメージしづらいという方もいるでしょう。
そこで、本項ではフリーランスマーケターとして働く場合の仕事の種類やマーケティング案件の相場感について詳しく解説していきます。
【本項の内容】
▼フリーランスマーケターの仕事の種類
現在のフリーランスマーケターの仕事はデジタルマーケティングの案件が多いですが、具体的には以下のような仕事があります。
・広告運用マーケティング
・SEOマーケティング
・コンテンツマーケティング
・SNS運用
・リサーチャー
・データアナリスト
・マーケティングコンサルタント
-広告運用マーケティング
GoogleやYahooをはじめとした広告プラットフォームを活用して、目的や予算に合わせたWeb広告の発信を行っていく仕事です。
リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告や動画広告など、普段Webを利用している中でも見かけることが多く、身近なマーケティングの仕事といえるでしょう。
-SEOマーケティング
SEOは【Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)】の略称で、Googleなどの検索エンジンにおいて、検索結果の上位に表示がされるように対策を行っていく仕事です。
Webサイトや記事において検索結果の上位1ページ以内に表示されるかどうかは、売上にも大きく影響してくる要素となっており、より消費者に対して適切な内容の情報を発信できるようにするために必須の仕事です。
-コンテンツマーケティング
消費者に対して有益な情報やサービスの提供を行うためのコンテンツ企画や運用を行っていく仕事で、顧客ニーズに沿ったオウンドメディアの運用、メールマガジンの発信などの業務が挙げられます。
コンテンツマーケティングでは、消費者に直接的にアプローチすることが多くなるため、非常に重要な役割を担っており、マーケターとしての企画力が問われる仕事の一つになるでしょう。
-SNS運用
TwitterやFacebookなどのSNS媒体を活用して自社サービスのアカウントを作り、情報発信や直接的な消費者とのコミュニケーションを行っていく仕事で、多くの企業が力を入れている分野のため、今後も需要の高い仕事の一つです。
SNS運用の仕事は、情報の発信や交流以外にも、顧客のリアルなニーズを探るためにも有効な手法で、SNSを活用することで、より多く情報をいち早く取り入れることができるようになります。
-リサーチャー
リサーチャーの仕事は、商品企画やコンテンツ発信を行うにあたり必要になる市場の情報を調査していく仕事です。
市場調査を行うために現地に赴いて情報を収集したり、関連するサービスやSNSの情報を調べてまとめたりしていきます。
リサーチは、マーケティングにおいてはじめに行われる仕事で、リサーチした情報をもとにマーケティング戦略が考えられることもあるため非常に重要な役割を担っています。
-データアナリスト
データアナリストは、売上データや顧客データなどの情報分析を専門に行う仕事で、マーケティング施策を考えていくために必要な情報をまとめてグラフなどを用いてわかりやすくして情報の共有を行っていきます。
データアナリストとして専門的に仕事をしない場合にも、データ分析はマーケターとして仕事をする上で必要になるため、関連知識や手法は覚えておきましょう。
-マーケティングコンサルタント
クライアントが抱えるマーケティングに関する課題に対して、マーケティング戦略や施策を立てて提案していく仕事です。
コンサルタントとして、マーケティングに関する幅広い知識や実績も必要になってくるため、経験を積む必要がありますが、その分、仕事の裁量があり報酬も高い傾向にあります。
そのため、マーケターとして活動していく際の一つの目標として、マーケティングコンサルタントを目指していくのも良いでしょう。
上記のようには、デジタルマーケティングの仕事だけでも、数多くの業務内容があり、それぞれの役割も異なってきます。
そのため、マーケティングの中でも自分がどの分野に興味があるのか、得意な分野なのかを明確にした上で、フリーランスとして活動していくと良いでしょう。
では、次の項では実際にマーケティング案件にはどのようなものがあるのか、相場はどれくらいなのかについて詳しく解説していきます。
▼マーケティング案件の相場感
フリーランスとして仕事をしていく中で、案件の相場を把握していることは非常に重要です。
しかし、どれくらいの相場感で案件を受けることができるのかわからないという方もいるでしょう。
実際に、マーケティングの仕事は担当する仕事の大きさやポジションにより大きく報酬が変わってくるため、本項では実際にある案件を参考に相場について解説していきます。
【マーケティング案件相場 一覧】
・広告運用マーケティング:年収480万円〜720万円 月収40万円〜60万円 |
上記は、フリーランスエージェントで案件を探した際の相場感になりますが、複合的に業務を担当する案件の場合、より高い報酬の案件も存在します。
そのため、経験年数と業務の幅を広げていくことで、高単価案件を獲得することにもつながるでしょう。
フリーランスマーケターに必要なスキル・知識
そのため、本項ではフリーランスマーケターに必要なスキル・知識について詳しく解説してきます。
【本項の内容】
▼Webマーケティングに関連する知識
フリーランスマーケターとして活動していく場合、特定の分野だけではなく、Webマーケティング全般の知識についても把握しておく方が良いでしょう。
企業に属してマーケティングを行ってきた場合、特定の分野に特化して対応することもあるかもしれませんが、フリーランスの場合はニーズによって幅広く対応するケースもあります。
特に、中小企業や個人を相手にした場合だと、改題解決のためにはSNS運用とリスティング広告を併用してアプローチしていくということも多いです。
そのため、自身の得意分野とは別に関連性の高いWebマーケティングの知識は身につけておいた方が、フリーランスとして活動する際に有利に働くことも可能性が高くなります。
▼コミュニケーション能力(営業・提案力)
クライアントへの営業や提案を行う際には、相手のニーズをヒアリングし適切な施策を提案するためのコミュニケーション能力が必要不可欠です。
実務においても、マーケティングのことがわからない人にも分析から導き出した課題をわかりやすく伝えなければいけないこともあります。
特に、フリーランスとして活動をしていく場合には、企業の看板ではなく個人の実績や営業力・提案力で仕事を獲得していく必要があるため、仕事を獲得するためにも磨いておいた方が良いスキルの一つです。
また、現在ではオンライン上でのコミュニケーションを取ることも多いため、コミュニケーションが苦手という方は、早い段階でスキルを磨いていくことをオススメします。
▼分析力・問題解決力
マーケターとして必要なスキルとして分析力と問題解決力が挙げられるでしょう。
マーケターの仕事では、ツールなどで抽出した情報や顧客情報を分析して課題の抽出と問題解決のための施策の立案を行います。
そのため、データアナリストではなくても分析力と問題解決力はマーケターにとって必要なスキルです。
なので、今まで分析はデータアナリストにお願いしていたという場合は、自身でもSQLでデータの抽出をしたり、既存データをグラフ化して分析するなどの経験も積んでおくと良いでしょう。
マーケターとして案件を探す方法
マーケターとして活動していく際の営業方法は、クラウドソーシングや個人営業など多岐にわたりますが、その中でも特にオススメの方法について解説していきましょう。
また、未経験からマーケターになりたいという方に向けて、ロードマップやオススメの分野についても紹介するので参考にしてみてください。
【本項の内容】
▼フリーランスエージェントを活用
フリーランスマーケターとして活動をしていく場合の営業方法には、
・クラウドソーシングサービスの活用
・知り合いなど個人へ営業して案件を獲得
・SNSを活用して案件を獲得
など、さまざまな方法がありますが、すでに業務経験がある場合には『フリーランスエージェントの活用』をオススメします。
フリーランスエージェントを活用するメリットとしては下記の通りです。
・案件探しはエージェントが代行してくれるため効率的
・クライアントとの面談の際にもフォローに入ってくれる
・稼働中の単価交渉やトラブルの仲介などはエージェントが対応
フリーランスとして活動している場合、「営業」「トラブル対応」は全て自身で対応する必要がありますが、フリーランスエージェントを活用することでその課題を解決することができます。
また、フリーランスエージェントで取り扱っている案件の中には、高単価の案件もあるため効率的に年収を上げるためにも役立てることができるでしょう。
▼未経験からマーケターになりたい方は
現在マーケターとしての経験はないが将来フリーランスマーケターとして活動していきたいと考えている方もいるでしょう。
そこで、本項では「未経験からマーケターになりたい方」へ向けて、マーケターになるためのロードマップやオススメの分野について紹介していきます。
【未経験からマーケターになる方法】
・転職してマーケティングの経験を積んでから独立する |
・転職してマーケティングの経験を積んでから独立する
未経験からマーケターとして中長期的に働いていきたいという場合には、転職をしてマーケティングの経験を積むことが効果的です。
というのも、マーケティングの業務の経験を積むためには実際に目的に応じて予算を確保して施策を打っていく必要があります
そのため、独学の場合には予算を確保することが難しく経験を積みにくいというデメリットがあります。
また、実際にマーケティングの知見を持っているメンバーと一緒に仕事をすることで、より深くマーケティングのことを知ることができたり、実務経験を積み重ねることができたりするなどのメリットもあるでしょう。
そのため、マーケティングの中でも広告運用やコンテンツマーケティングの経験を積みたい方は、転職をして企業での経験を積むことをオススメします。
・独学でマーケティングの実務の経験を積む
マーケターとして働きたい方の中には、転職ではなく独学で実務経験を積みたいという方もいるでしょう。
そのような場合には、SNS運用やSEOマーケティングなどの経験を積んでいくと良いでしょう。
というのも、SNS運用やSEOマーケティングはアカウントやブログを持っていれば始めることができるため、比較的ハードルが低い分野です。
そのため、広告運用など予算が必要なマーケティングに比べて、独学でも実務経験を積みやすく、SNS運用代行やメディアのSEO対策に力を入れたいクライアントも多いため需要もあります。
また、自身でSNSアカウントやブログを成長させていくことで、コンテンツの情報発信を行うなど、コンテンツマーケティングの分野のスキルを磨くことにもつながるため、独学で経験を積みたい方はまずSNS運用やSEOマーケティングから始めてみると良いでしょう。
今回は2つの方法について紹介しましたが、上記のどちらかの選択をする場合でも、効率的にスキルを身につけたいのであれば、『スクールを活用』するのがオススメです。
その中でも、『テックアカデミー』ではWebマーケティングコースの取り扱いもあり、転職サポートもついているため、未経験から効率的に学習を進めていきたいのであれば活用していくと良いでしょう。
▼まとめ:マーケティングはどの仕事にも活用できる
以上、フリーランスマーケターの仕事内容や案件相場をはじめとして、必要になる知識やスキル、未経験からマーケターになる方法について詳しく解説してきました。
マーケティングの知識やスキルは、プログラミングやWebデザイン、Webライティングなど幅広い分野の仕事にも活用できるスキルです。
そのため、マーケティングに関連する知識やスキルを磨いておくことで、マーケティング以外の分野で仕事をする際にも役立てることができるので、興味がある方は積極的に知識やスキルを習得していくと良いでしょう。

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