広告運用の記事2021.04.09
フリーランスの広告運用業務とは
広告運用の種類と案件の相場について詳しく解説
keyword: 広告運用 フリーランス 初心者 リスティング広告 案件
- ①広告運用とは
- 広告運用の種類
- 必要なスキル・知識
- 広告運用の将来性 ②フリーランスでの広告運用案件の種類
- 広告運用案件の種類と相場
- 案件探しにオススメの方法 ③フリーランスとして独立するために
- 経験者の場合
- 未経験者の場合 まとめ:広告運用の需要は今後も高まる
2021.04.09 文章 / PARAFT編集部
マーケーターの広告運用業務とは
広告運用の仕事の種類や必要になるスキルに興味がある方は参考にしてみてくださいね。
【本項の内容】
▼広告運用の種類
広告運用には、大きく分けて企業向け(ToB)と消費者向け(ToC)の2つターゲットに分かれています。
また、企業向け(ToB)と消費者向け(ToC)をターゲットとする場合、目的やターゲットが利用している媒体によって違いがあるため、媒体やターゲットの特性に合わせてアプローチ方法を変えていくこともあります。
では、広告運用の種類には具体的にどのようなものがあるのか見ていきましょう。
【広告運用の種類】
・リスティング広告 |
・リスティング広告
検索連動型広告とも呼ばれており、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを用いてユーザーが検索した内容に合わせて広告を表示する手法です。
実際に、特定のキーワードで検索をした結果の中に「広告」と記載されているページがあるでしょう。
リスティング広告の大きな利点としては、検索キーワードの内容と連動しているためユーザーの顕在ニーズに近い情報の提供が可能な点です。
そのため、広告を掲載する場合にはよりターゲットのペルソナを明確にした上で、リスティング広告の運用を行うことでより効果を高めることにつながるでしょう。
・ディスプレイ広告
ディスプレイ広告はGoogleやYahoo!を始めたとした、Webサイトの広告枠に表示される広告のことを示し、バナーを活用して広告を出していく手法です。
ディスプレイ広告はリスティング広告とは異なり、潜在ニーズに広くアプローチする際に有効な手法になります。
また、広告も文字でのアプローチだけではなく、画像や動画を用いてアプローチすることができるため、ユーザーの目に留まりやすいのも特徴でしょう。
ディスプレイ広告ではGDN(Googleディスプレイネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)が多く活用されており、以下のような特徴があります。
- GDN:YouTubeやブログなどGoogle関連のサイトへの広告配信が可能。
- YDN:Yahoo!JAPANやYahooニュースなどYahoo!に関連するサイトへ広告配信が可能。
・SNS広告
TwitterやFacebook、Instagram、LINEなどのソーシャルメディアを利用して広告の掲載をする手法です。
SNS広告でも画像や動画などなどを組み合わせて広告を掲載することができ、広告の発信もユーザーアカウントの登録情報を参考にターゲティングすることができるため精度が高いのも特徴でしょう。
また、それぞれのSNSの特徴を挙げると下記の通りです。
10代〜30代の利用者層が多く、ユーザーの興味関心をもとにターゲティングが可能。
10代〜50代と幅広い年齢層で利用されており、実名制なのでターゲティングの質が高い。
女性の利用者数が多いため、女性向けの商品との相性が良く、視覚的な訴求がしやすいのが特徴。
- LINE
利用者数は日本最大級で、アクティブユーザーも多いためTwitterやFacebookを利用していないユーザーへのアプローチも可能。
上記のように、SNS広告の媒体によって特徴があるため、必要に応じて使い分けを行っていくことがポイントになります。
▼必要なスキル・知識
広告運用を行っていく場合にも必要になるスキルや知識があります。
それが以下の通りです。
・広告媒体の特性とターゲットに関する知識
・適切な情報をニーズを把握するための分析力
・ユーザーを惹きつけるためのコピーライティング能力
・広告媒体の特性とターゲットに関する知識
広告運用を行うにあたり、広告媒体の特性を把握して適切に広告を出していく必要があります。
そのため、広告媒体のターゲットや利用者の年齢層、特徴などをしっかりと調査分析をしながら知識として蓄えていくことが大切です。
広告を出すためにも予算が必要なので、限りある予算を無駄にしないようにしっかりと知識を養いながら適切な広告運用をしていけるようにしましょう。
・適切なニーズを把握するための分析力
広告運用を行っていく場合、広告を出す前のリサーチ情報から適切なニーズを把握するための分析力も必要なスキルになるでしょう。
マーケターにとって分析力は必要不可欠といえるほど大切なスキルで、マーケティング課題の抽出・ターゲットのペルソナ設定・施策の効果検証など、多くの場面で利用されます。
そのため、マーケターとして活動していきたい場合には、数字や施策の結果から適切な対策を考えられるように分析力も磨いていくと良いでしょう。
・ユーザーを惹きつけるためのコピーライティング能力
リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告のどの媒体でも『文章』は重要で、ユーザーを惹きつけるコピーを打ち出せるかは成果にも影響します。
また、どのような広告においても大切なのが、『ターゲットとするユーザーの目を引くことができるか』『実際にクリックして目的の行動をしてもらえるか』という点です。
そのため、ユーザーを惹きつけるためのコピーライティング能力は、マーケターにも重要なスキルと言えるでしょう。
▼広告運用の将来性
現代において、Webやインターネットにおける広告費用は右肩上がりの傾向にあり、2019年のインターネット広告費は2億円を超えているともいわれています。
その中でも、リスティング広告やSNS広告などのターゲティングの精度が高まっており、SNSも年々新しい媒体が出てきているため、今後も活用されることが多くなるでしょう。
そのため、広告運用を含めたWebマーケティングの市場は今後も伸びる予想で、Webマーケターの需要は高まっていく可能性が高いです。
フリーランスでの広告運用案件の種類
【本項の内容】
▼広告運用案件の種類と相場
フリーランスの広告運用案件は前述で紹介した『リスティング広告』『ディスプレイ広告』『SNS広告』の3種類で、企業向け(ToB)か消費者向け(ToC)かによって相場や予算感は変わってくるでしょう。
しかし、全体的な広告運用案件の相場は、月額40〜60万円程度(週5日で稼働した場合)であることが多く、コンサルティングなどの上流工程の仕事になれば月額60万円〜80万円の案件を獲得することも可能です。
また、経験年数と実績の他に企業の予算により報酬が変わってくることもあり、予算規模が大きい場合には広告運用費用の10〜20%程度が報酬になることもあります。
▼案件探しにオススメの方法
広告運用の案件を探す場合、大きく分けて以下の3つの方法が主流といえるでしょう。
・クラウドソーシングサービスを活用する
・自身で営業して契約を獲得する
・エージェントを活用して案件を獲得する
この中でも、特にオススメなのは「エージェントを活用して案件を獲得する」方法です。
エージェントを活用することで、案件探しの効率化やトラブル時のフォローなどフリーランスとして活動する中での不安要素を解消することにもつながります。
クラウドソーシングだと個人や小規模の広告運用案件が中心になってしまい、トラブルが起こった時にも個別で対応する必要があります。
また、個人で営業する場合も、大きな実績や紹介がないと個人で営業をして案件を獲得することは難しく、経験が薄い場合には負担が大きいのも事実です。
その中で、エージェントではマーケティングの案件を獲得した上で、マッチする人材の紹介を行うため、営業する手間を省きクライアントと話をすることができます。
そのため、業務経験がありスキルを身につけている方は、営業の効率化のためにエージェントを活用をオススメします。
フリーランスとして独立するために
また、未経験からWebマーケターとして活動していきたい方に向けてオススメのロードマップについて紹介していくので参考にしてみてください。
【本項の内容】
▼経験者の場合
広告運用の経験がある方の場合には、フリーランスエージェントを複数利用していくのが効率的に案件を獲得するために有効です。
また、フリーランスエージェントの数も多く特色も変わってくるので、案件を探す際には案件ベースで探すのが良いでしょう。
その際には、『フリーランススタート』などのエージェントの案件を取りまとめているサービスを活用していくと、見当違いのエージェントに登録することは少なくなります。
他にも、エージェントによって取り扱っている案件の特性が変わってくるため、手当たり次第に登録するよりも公開案件の中から確かめた上で登録する方が効率的です。
また、フリーランスエージェントを活用すると、個人で営業するだけではなくエージェントの視点で案件の市場感を聞くこともできたり、マーケティングに関係する有効な情報を得ることもできます。
そのため、必要に応じて複数のエージェントへ登録していくことで、案件探しを効率化すると同時にその他にもメリットもあるため上手く活用していくと良いでしょう。
▼未経験者の場合
未経験からWebマーケターとして広告運用を行っていきたい場合には、以下の2つの方法があります。
・自分自身で実際に小規模の広告運用を行い実績を作る
・マーケティング会社に転職して広告運用の経験を積む
広告運用の場合、媒体を活用して目的に応じて運用していくため、個人で運用していくためには自身で媒体を持つ必要があります。
そのため、オススメは転職して広告運用の経験を積むことです。
しかし、未経験からマーケティング会社へ転職するために必要な知識やスキルを独学で身につけるの難しいと思います。
そのような時には、『テックアカデミー』のWebマーケティングコースを受講してみるのも良いでしょう。
テックアカデミーのWebマーケティングコースでは、サイト分析やSEO、広告運用などマーケターとして必要になる知識やスキルを身につけることができます。
また、テックアカデミーでは転職サポートも行っているため、スキルを磨いた上でマーケティングの経験を積むことのできる企業へ転職できる可能性も高くなるのでオススメです。
▼まとめ:広告運用の需要は今後も高まる
以上、フリーランスとして広告運用マーケターとして働きたい方へ向けて広告運用に必要なスキルやオススメの案件探しの方法などについて解説してきました。
広告運用をはじめとしたWebマーケターの仕事は、今後も需要が伸びていく傾向にあります。
また、スキルを身につければ副業として働くこともできるため、興味がある場合は積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。

![広告運用の種類と案件の相場について詳しく解説:r000021003625 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/000021003625/knedpzpe0ft6ac8f609t7svj.jpg)
フリーランスの広告運用業務とは
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳CAREER CHANGE┻
フリーランスの広告運用業務とは
WRITER
編集部チーム
PARAFT編集部
IT系の職種としてフリーランスになる人は、PROsheetなどの専門のエージェントを活用することで、フリーランスとしてのスタートアップをサポートしてもらうことができます。今回解説をした税金面だけではなく、案件の獲得方法やご稼働後のサポートを受けることができます。特にIT系の職種の案件が多くなっており、活用することで得られるメリットはたくさんあるので、まずは下記URLから登録面談にてお気軽にご相談ください。 PROsheetの会員登録ページへ飛びます