リモートワークの記事2015.02.14
世の中に新しい働き方を
リアルワールドが実践する、ワークスタイルとは?
keyword: リモートワーク コミュニケーション システムエンジニア クラウドソーシング 子育て
2015.02.14 文章 / やつづかえり
御社の事業について教えてください。

マイクロタスク型のクラウドソーシングサービス『CROWD』の運営をメインにやっています。「暮らすこと、働くこと、新しいこと。」というキャッチフレーズの通り、事業を通して新しい働き方を提供しています。ネットを使ってちょっとした時間でできるので、家事や子育ての合間に利用される主婦の方が多いです。
御社が導入するパラフトスタイルを教えてください。
一部リモート勤務が可能です。週に何度か会社に来て、それ以外は自宅で、というやり方をしているエンジニアがいます。また、東大の赤門前に「本郷ラボ」という研究開発拠点があり、そこでリモート勤務をしているエンジニアもいます。

「本郷ラボ」の様子を教えてください。
丹羽:昨年10月まで本郷ラボにいましたが、賑やかな本社オフィスに比べて、静かで開発に集中できる環境です。また、ラボにいると担当するサービスが違う先輩にもいろいろ教えてもらえたので、勉強になりました。

リモートのメンバーも含めたコミュニケーションはどのようにされていますか?
普段はSlackのチャットで、毎週のエンジニアミーティングはGoogleハングアウトやV-CUBEでやります。なんでも文字に起こさなければいけない、表情が見えなくて考えていることが分かりにくい、といった面がありますが、リモートでのコミュニケーションスキルはこれから必要になっていくと思います。

入社後、パラフトスタイルに至るまでのステップは?
最初の1ヶ月くらいは、仕事をしながら対面で目指すゴールや開発の進め方を伝える必要があると考えています。その後も、週に1度はミーティングなどに来てもらいます。開発の内容ががっちり固まっているわけではなく、対面でのコミュニケーションも必要なので。

どんな人に来て欲しいですか?
リモートでやるためにはプロフェッショナルなスキルが必要です。クラウドソーシングのサービスはまだ開発途上なので、新しいものを作りきれる人で、それをチームでやろうという気概のある人がいいですね。開発プロセスも試行錯誤中なので、そういうことを考えるのが好きな方も歓迎です。
企業と個人の関係はこれからどうなっていくと思いますか?
リモートワークは今後どんどん増えていくと思います。うちの会社も気づいたら増えていたのですが、それは今までの既成概念にとらわれず、「この人にやってほしい」と思う人に働いてもらえるような方法をとってきた結果、自然とそうなったのです。
あなたが考える未来の『あたらしい働き方』は?
高橋:クラウドソーシングが一般化して、場所や経験にとらわれず、自由に働く人が増えるのではないでしょうか。主婦や学生なども、クラウドソーシングで経験を積むことで、その後のキャリアにつなげていく人が増えていくと思いますし、弊社がクラウドソーシングを通して新しい働き方を実現していきます。
若崎:仕事の多くが機械に代替されて人間にしかできないものだけが残っていくと、人間が働く量は減るのかな、と思います。「1日8時間労働」という概念が崩れていくのではないでしょうか。
丹羽:場所や時間にとらわれず、自分のやりたいことをしながら仕事をするという働き方が多くなると思います。そうすると人生の幅が広がりますよね。旅行しながら仕事をするとか、やってみたいです。

![リアルワールドが実践する、ワークスタイルとは?:r001615000003 | PARAFT [パラフト]](/files/alias_m1/001615000003/16_0.jpg)
世の中に新しい働き方を
この記事が気に入ったらいいね!しよう
PARAFTの最新記事をお届けします。
┳LOCATION┻
世の中に新しい働き方を
WRITER
ライター
やつづかえり
1月に移転したばかりというオフィスは、明るくて開放的でとても居心地が良さそう。そんなオフィスで他のメンバーと一緒に働く時間、リモートで集中する時間、それぞれを組み合わせてメリハリのある働き方ができれば、生産性も上がりそうです。